何でそんなところに……。思わずそう言ってしまいそうな場所で、動けなくなってしまった犬が米国で大きな注目を集めています。何と犬が発見されたのは、高い木のてっぺん。リスを追いかけて降りられなくなってしまったようです。そんな無邪気な犬を救出したことを地元消防署が報告しています。

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地元の消防署がはしごをかけて救助

　米国で高い木のてっぺんで立ち往生していた犬が救助されるという話題が注目を集めています。米雑誌「ピープル」が報じたところによると、現地時間1月11日、米アイダホ州でピットブルとハスキー犬の混種、イジーくんがリスを追いかけるうちに高い木のてっぺんに登り、そこで立ち往生するというアクシデントが発生したそうです。

　救助に駆けつけたコールドウェル消防署員ははしごをかけて、イジーくんの救出に成功。同署は、はしごの前で何とも情けない表情を浮かべたイジーくんの写真をSNSで公開しています。

　飼い主のクリスティーナ・ダナーさんは「彼は兄弟の中で一番小さく生まれましたが、学習しませんね。リスを捕まえようようとして、脱出できずに午前中ずっと鳴いていたのですから」と愛犬のしでかしを振り返ったそうです。

　地上5メートル以上あるのではという高さまで到達したイジーくん。消防署はフェイスブックの投稿で「木の上の猫というわけにはいきませんでした。もしかすると、次はリスをここまでしつこく追い回さないかもしれませんね」とジョークを交えて救出劇を伝えました。

　無事地上に降り立ったイジーくんは、ボウルいっぱいのドッグフードを頬張るなど元気な様子。木の上で立ち往生となった犬の救出劇に対し、オレゴン州のレバノン消防署も反応。「これは新しい。前代未聞ですね」とコメントしました。また、インスタグラムにも同様の投稿があり、「かわいそうなイジー」など、同情の声が上がっています。

（Hint-Pot編集部）