どうぶつ
白柴はどこに行った? 道路の白線に“擬態” 溶け込む姿に1万人夢中
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「擬態」とは、生き物が外敵から身を守るために、体の色や形を周囲のものなどに似せること。バッタやカマキリなど昆虫類による擬態はよく知られていますが、どうやらいぬも得意なようですよ。道路の白線上に寝転んでいる真っ白な柴犬。同じ白で同化する様子は果たして偶然なのか意図的なのか? ツイッター上で話題の写真について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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散歩でいきなり道路の白線上に寝転んだ雪海ちゃん
柴犬の女の子で2歳9か月の「雪海」ちゃんは、被毛が雪のような白色。2020年の「海の日」にお迎えされたこととその被毛の色から、現在のお名前を授かりました。「人を笑わせる珍行動」が多いというお茶目な一面もあり、以前もバッチリカメラ目線なウインクで話題になったことがあります。
今回話題になった写真が撮影されたのは、飼い主さんとのお散歩中でした。雪海ちゃんはちょっと疲れてしまったのか、いきなり道路に寝転んでしまったのです。
「お散歩中に横たわってしまったら、ちょうど白線の上だったので写真を撮ってみたんです。『何で白線の上に!?』と思いながら見ていました(笑)。2~3分だったと思います。寒い日だったので起きるのを待っているのも寒く、抱っこして帰りました」
思わずシャッターを切った結果、雪海ちゃんが白線に“擬態”しているような一枚に。そこで「白線に擬態するいぬかわいい」というメッセージを添えてツイッターに投稿すると、約1万件の“いいね”が集まりました。
“擬態”は雪海ちゃんの得意技 お気に入りのぬいぐるみや毛布にも?
「真っ白でかわいいです」「ちょいとはみ出てるのもかわいい」「まとわりつきたい」「え? どこ? どこに行ったの? と、このわんちゃんに言ってあげたい」など、リプライ(返信)にかわいさを絶賛する声が寄せられた今回の一枚。
飼い主さんによると、雪海ちゃんは小さな頃からお気に入りのぬいぐるみや真っ白な毛布に“擬態”しては、飼い主さんを笑顔にしているそうです。
「小さな頃ですが、ぬいぐるみに“擬態”していたのはかわいいなと思って見ていました!」
お迎えされた当初は体の線が細かった雪海ちゃんも、今では飼い主さんが持ち上げるのに苦労するほどのむちむちボディに。そんな雪海ちゃんの「人を笑わせる珍行動」は、飼い主さんのツイッター以外にインスタグラム(yukimi_shiba)でも見ることができます。これからも元気いっぱいの姿で、飼い主さんにたくさんの笑顔を届けてほしいですね。
○取材協力:柴犬ゆきみ(@yukimi_shiba)さん
(Hint-Pot編集部)