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ウサギの人気品種トップ3 上位は小型が勢揃い 特徴や気をつけたい病気は

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

2022年の1年間に人気だったウサギの品種とは(写真はイメージ)【写真:写真AC】
2022年の1年間に人気だったウサギの品種とは(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 今年の干支は“ウサギ”。ウサギといえば、モフモフした真っ白な毛に真っ赤な目が一般的なイメージですが、実はさまざまな品種がいます。近年、ウサギの飼育頭数が増加傾向にある中で、お迎えされている数が多い品種は何なのでしょうか。ペット保険会社が調査した最新の調査結果をご紹介します(ウサギのお迎えを検討する場合には、必ず事前に十分な下調べを行ってください)。

 ◇ ◇ ◇

小型のウサギが上位を占める結果に

 アイペット損害保険株式会社は、2022年1月1日~12月31日の期間にペット保険に加入し、保険契約を開始したペットを対象に、人気の飼育ウサギ種ランキング調査を行いました。その結果を基に、最新の人気ペットトップ3を紹介します。

ミニうさぎ【写真:写真AC】
ミニうさぎ【写真:写真AC】

3位 ミニうさぎ(17.1%)

 正確には「ミニうさぎ」という品種はなく、いろいろな品種のかけ合わせた総称です。いわゆる雑種で、大型のウサギと比べて小型のウサギを指します。個体差はありますが、基本的には体が丈夫で人に懐きやすいという特徴があります。

ホーランドロップ【写真:写真AC】
ホーランドロップ【写真:写真AC】

2位 ホーランドロップ(18.7%)

「垂れ耳」が特徴のホーランドロップは、見た目の愛くるしさが大人気。2020年に同社が調査を開始して以来、2位(2020年)、3位(2021年)、2位(2022年)と高順位を維持しています。立ち耳のウサギと比べて中耳炎になりやすいため、定期的なお手入れをし、日頃から注意深く観察しましょう。

ネザーランドドワーフ【写真:写真AC】
ネザーランドドワーフ【写真:写真AC】

1位 ネザーランドドワーフ(42.6%)

 昨年の調査から2年連続で1位となったネザーランドドワーフ。ペットとして飼われるウサギの品種の中では最小のウサギで、その名が示す通りオランダで誕生したウサギです。耳が短く、顔が丸いのが特徴でカラーバリエーションも抱負。気をつけたい病気として、不正咬合と鼻涙管狭窄が挙げられます。

 どのウサギも魅力たっぷり。しかし、ウサギは比較的飼いやすいイメージがありますが、実は繊細な動物です。湿度や温度に敏感で、部屋の状態を適正(温度18~24度、湿度50%程度)に管理する必要が。さらに、牧草やペレットなど適切な食事の用意や、信頼できる獣医師を探すなど、ウサギをお迎えするにはさまざまな準備が必要です。

 また、ウサギの平均寿命は延びており、10歳以上長生きする子も。生涯にわたってウサギが快適に暮らせる環境が用意できるかをよく考え、責任を持ってお迎えしましょう。

(Hint-Pot編集部)