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家の中で子どもが失踪 賢い愛犬が救った実体験漫画に反響 「急に静かになると大概…」
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ほんの少し目を離した隙に、子どもが思いがけない行動をして肝が冷えた経験があるというパパやママは少なくないでしょう。厳しい寒さが続く冬は、子どもと家の中にいたとしても気をつけなければいけないこともあるようです。雪が降ると毎回思い出すという、ママのエッセイ漫画がインスタグラムで6000件近い“いいね”を集め話題になっています。窮地を救ってくれたのは何と愛犬。危機一髪だった状況について、作者のごぼふく(gobohuku)さんに詳しいお話を伺いました。
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忽然と姿を消した長女ちゃん 愛犬の金太郎くんが必死の訴え
独身時代や職場でのエピソードから、娘2人の育児のことまで、自身のさまざまな体験をコミカルなタッチでエッセイ漫画に綴っているごぼふくさん。漫画を投稿しているインスタグラムのフォロワーは4.6万人以上、またブログ「ごぼうと大福」ではインスタグラムで発表していない作品も読むことができます。
今回ご紹介するのは、長女ちゃんが2歳だった頃のエピソード。ごぼふくさんは雪が降る度にこの出来事を思い出すため、漫画に描くことにしたそうです。
事件が起きた日はその冬初めての積雪で、2歳の長女ちゃんは窓の外を眺めて大はしゃぎしていました。ごぼふくさんはそんな長女ちゃんを居間に置いて、少しの間トイレに。戻ってきてみると、居間に長女ちゃんがおらず、忽然と姿を消してしまったのです。
家にいた配偶者さんとともに、家中を必死になって探し回ったごぼふくさん。すると、当時一緒に暮らしていたジャックラッセルテリアの愛犬「金太郎」くんが、吠えたり窓に体当たりしたりしながら何かを必死に訴えてきました。
普段はおとなしい金太郎くんの必死なアピールを不思議に思ったごぼふくさん。雪の積もった庭を覗くと、そこには驚きの光景があったのです。
漫画は反響を呼び、5700件以上の“いいね”が。また、コメント欄には「急に静かになると大概悪い状況」「金太郎くん、グッジョブですね」「読んでいてドキドキしました」など共感の声が殺到しています。
「お互いの行動を逐一報告し合うように」
ごぼふくさんに、事件の功労者である金太郎くんについてなど詳しいお話を伺いました。
Q. 現在、金太郎くんはご実家暮らしとのことですが、一緒に暮らしていた時の様子は?
「金太郎は、長女が生まれるまでは甘えん坊でした。しかし、生まれてからは子どもファースト。ただ、寝かしつけが終わると膝に乗って甘えてくるかわいい子です」
Q. その後、同じことが起きないよう対策したことは?
「夫がいる時は、『トイレ行きます!』『ポスト確認してきます!』など、お互いの行動を逐一報告し合うようになりました」
ちなみに、長女ちゃんは大人用サンダルを履いて庭にいるところを発見されました。この日は、ごぼふくさんがトイレに行き、配偶者さんが勝手口のカギを開けたまま雪かきの道具を探していた一瞬の隙をついて外に出てしまったそう。「子どもは隙あらば死に急ぐ」とごぼふくさんは当時を振り返っています。小さな子どもは危険が多く、目が離せないことを改めて実感するエピソードです。
(Hint-Pot編集部)