育児・家族

子どもの事故に注意喚起 駐車されたバイクの“ヒヤリハット”を描いた漫画が大反響

著者:Hint-Pot編集部

タグ: , , ,

漫画のワンシーン【画像提供:ババア、育児をする(@baba_ikuji)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:ババア、育児をする(@baba_ikuji)さん】

 子どもがまだまだ小さいうちは、知識や経験がほとんど備わっていないこともあり、目に映るもののほとんどが新鮮で興味を刺激します。それはつまり、保護者にとって注意しなければならない危険が、日常の思いがけない場面に潜んでいることを意味します。このほど、自身の体験を踏まえた注意喚起の漫画が話題に。作者のババア、育児をする(@baba_ikuji)さんに話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

キラキラ輝くバイクの「マフラー」 実はすごく危険

 作者さんが保護者に注意を促したのは、バイクの「マフラー」について。車体後方にある排気口を覆う金属製のパイプ部分です。

 黒く塗装されたものもありますが、キラキラ輝くこのメタリックなパーツは子どもの目にきっと“魅力的な何か”として映るでしょう。そして触れてみようと手を伸ばすと……そこには大きな危険が!

 何とこのマフラー、乗った直後は温度が100度以上に上ることがあるそうで、大変危ないものなのです。そんなものに興味を引かれ手を伸ばしてしまったら……想像するだけでもぞっとします。作者の娘さんも1歳の頃、まさに似た状況となりましたが、作者さんが「触ったらダメーッ!!」と叫んだことで、すんでのところで難を逃れたといいます。

 この漫画が公開されると、リプライ欄には多くの“被害の声”が寄せられました。中には「皮膚移植をした」というほど深刻な怪我を負った人も。子どもがそうならないためにも、暖かくなり外出が多くなるこの季節、より一層の注意をしたいところです。

「日本は交通弱者にとっては危険なことが多い国」

 ブログ「ババア、育児をする」でも育児をはじめ、家事などに関する漫画を発表している作者さんに、なぜこの漫画を描くことにしたのかなど話を伺いました。

Q.今回の漫画を描こうと思った理由を教えてください。
「春になりバイクを見かける機会が増え、娘が1歳だった頃に起こった『ヒヤリハット』な体験を思い出しました。保護者への注意喚起になればとイラストにして公開しました」

Q.駐車場・駐輪場でバイクのマフラー以外に危ないと感じたものは何かありますか?
「以前は地方に住んでいたので、駐車場も駐輪場もだだっ広いところしか知りませんでした。しかし、都市部に引っ越すとそれらがとても狭い地域もあるのだと驚きました。

 車やバイクとかなり近い距離で子どもを連れて歩かなければならない場面も多くあり、地方よりも一層交通事故に気を付ける必要があるなと感じています。今回の“マフラー事件”もまさに引っ越し直後に起こったことだったので、これまでこんなにバイクの近くを歩く機会はなかったなと地域差を感じました」

Q.今後、育児中の事故防止で伝えていきたいと考えているテーマがあれば教えてください。
「交通事故を防ぐために気を付けるべきことについて、より多く情報発信していけたらと思います。一時期イタリアに住んでいたことがあるのですが、欧州のさまざまな国では日本以上に歩行者と自転車がきちんと車と分けられ、守られているなと感じることがありました。日本は一見平和なようですが、交通弱者にとっては危険なことが多い国であると感じています」

Q.心に残った感想があれば教えてください。
「普段、そんなにツイッターで反応をいただけることがないのですが、今回に関しては『私もマフラーで火傷をした』というコメントが予想以上に多く付き驚きました。中には跡が長く残ってしまった、皮膚移植が必要になるほどの怪我につながったという方もいらっしゃいました。そして、『そんなに熱いものだとは知らなかった』という反応もあったので、描いて良かったなと思いました」

(Hint-Pot編集部)