どうぶつ
態度を一変させる元保護ねこ わかりやすすぎる表情の変化にほっこり「正直でよろしい」
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「シャー!!」という鳴き声が今にも聞こえてきそうな顔で、こちらを見つめる1匹のねこ。飼い主さんが近づいたところ、少々きつめな対応でしたが、おやつを持っていることに気づくと態度が一変したそう。そんな表情の変化をとらえた2枚の写真が、ツイッター上で話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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元保護ねこのたにゃくん 飼い主さんとの出会いは運命!?
元保護ねこの男の子「たにゃ」くんは、飼い主さんの名字の頭文字と「ニャー」を合わせて名付けられました。実は保護する前からこのお名前です。飼い主さんは東京都新宿区の歌舞伎町で、たにゃくんに長くごはんをあげていました。
「会社が契約していた駐車場で出会いました。コロナ禍で仕事がうまくいかず落ち込んでいた時、目の前にいたんです。なぜか気になって、コンビニで猫缶を買ったことをきっかけに、毎日ごはんを……1年半ぐらいですかね。そして、ある日の朝礼で、駐車場があと少しで使えなくなるという話がありました。新しくビル建設が始まるので立ち退きですと。たにゃの居場所がなくなるとなったので、保護を決意しました」
駐車場の立ち退きを知って、たにゃくんの保護に動いた飼い主さん。保護成功は、2022年9月21日のことでした。当時、飼い主さんのツイッターアカウントには「速報!! たにゃ保護!! たにゃ保護!!」の投稿も。この報告に、ずっと見守ってきた人たちからは祝福の声が上がりました。
年齢ははっきりとは分かりません。歌舞伎町では十数年前にTNR活動が行われたそうで、飼い主さんはその時の子かもしれないと推測しています。もしそうなら、10歳を超えています。
そうしてお迎えされたたにゃくん。話題になった写真が撮影された日、飼い主さんはおやつをあげようと近づきました。そこで、たにゃくんは「シャー!!」ときつめの対応。その写真を見ると、野良だった頃に戻っているかのようです。
そこで飼い主さんは、持っていたおやつをチラリと見せました。すると、たにゃくんの態度は一変。「なんだ、おやつか」と言わんばかりにコロッと表情を和らげました。
飼い主さんはこの“ビフォーアフター”を2枚の写真に収めてツイッターに投稿。「シャーと言ったものの、おやつだとわかった瞬間の顔……www」とのメッセージを添えました。すると、約8000件もの“いいね”が。
リプライ(返信)には「おやつ……だと? うむ。くるしゅうないのおかお」「特技:手のひら返し」「たにゃ、正直でよろしいw」などの声が。また、「なんかすごく白くなってふわふわしてムチムチしてきたような!?」「たにゃ、ぷくぷくしてるなぁ。幸せ太り」と、たにゃくんのうれしい変化を喜ぶ声もたくさんあります。