どうぶつ
態度を一変させる元保護ねこ わかりやすすぎる表情の変化にほっこり「正直でよろしい」
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「シャー!!」を一生懸命にごまかして…おやつは大盛りに変更!
うっかり間違えてしまったたにゃくん。一体なぜ、最初はきつい対応だったのでしょうか?
「ケージを掃除すると怒るんです。『僕の縄張りに入らないで!』って感じで……。今回も掃除だと思ったのでしょう。『おやつだよ?』と見せたら、何事もないような顔でごまかしたのが面白くて。『いまさらそんな顔しても遅いぞ』って言ってやりました。ただ、『シャー!!』したことを一生懸命にごまかそうとしていて、笑ってしまいました。もちろんおやつは大盛りに変更です」
飼い主さんとたにゃくんの微笑ましいやりとりを想像すると、こちらまで頬がゆるんでしまいますよね。そうしたやりとりができるほど、飼い主さんとの絆は強いようです。それを感じさせるこんなエピソードも。
「たにゃはめちゃくちゃ頭が良いんですよ。野良時代から、何台も行き交う車から僕の車だけを認識したり、何人ものなかから僕だけをわかっていたり。家に入ってからも、トイレの場所を一回で覚え、クッションや遊び道具もすぐに理解したりと、とにかく僕の手がかからないようにしてくれてるんだな……ってぐらいに」
たにゃくんのペースを尊重 ゆっくりと近づくお互いの距離
大都会の片隅で生きる野良ねこだったたにゃくん。保護されてからは、すっかり自分のペースでのんびり暮らすことができているそうです。
「僕から距離を縮めようとはしていません。たにゃのペースで良いと思ってます。たにゃが信用してくれるようにはしていますが、ただ、たにゃなりに、徐々に心を開いてくれていると感じます。僕のそばに座ってごはんをおねだりしてみたり、一定の距離はありますがリビングで一緒に過ごしたり」
たにゃくんのことを心から大切に思っている飼い主さん。あふれんばかりの愛情が伝わってきますね。たにゃくんとの暮らしのなかで大切にしていのは、リラックスしてもらうことだそうです。
「とにかくリラックスしてもらう。極力邪魔しないという感じです。寝ていたら起こさない、ごはんの時も集中して食べられるようにテレビを消す。ひたすらたにゃのペースになるように、電話の音すら気をつけています」
ゆっくりゆっくり、お互いの距離が近づいている飼い主さんとたにゃくん。これからもツイッターを通じて、そっと見守っていきたいですね。
○取材協力:たにゃ(@kabukinoraneko)さん
(Hint-Pot編集部)