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あおり運転の被害経験がある人は1割超 「運転中のトラブル」最も多いのは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

車の運転中にはトラブルに遭うことも(写真はイメージ)【写真:写真AC】
車の運転中にはトラブルに遭うことも(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 事故やパンク、ガス欠など、車を運転している時のトラブルはさまざま。果たしてどのような経験をしたことがある人が多いのでしょうか。全国のドライバー1000人の男女を対象にしたアンケート調査の結果から、その実態が見えてきました。また、トラブルのもとになりがちな、イライラしやすい渋滞についても見ていきましょう。

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トラブルに遭ったことがある人は半数超え

 株式会社NEXERが運営する日本トレンドリサーチは、会宝産業株式会社と共同で2023年1月3日から13日までの期間、「運転中のトラブル」に関するアンケートを実施しました。調査対象は、事前調査において「車を運転する」と回答した全国の1000人の男女です。

 まずは、「車の運転中にトラブルに遭ってしまったことがありますか?」という設問から。結果は、52.6%の人が「ある」、47.4%の人が「ない」と回答しました。

 さらに、「ある」と回答した方を対象に「どのようなトラブルに遭ったことがありますか?(複数回答可)」と聞いたところ、「事故」が最も多く63.1%。「パンク」が51.0%、「バッテリー上がり」が39.5%と続いています。注目なのは、近年問題になっている「あおり運転被害」。こちらについても12.4%の人が経験していることがわかりました。

渋滞に巻き込まれないための工夫とは?

 トラブルで最も多かったのは「事故」でしたが、これが原因で渋滞が発生することも。運転中にイライラするのは危険ですが、どれくらいの人が渋滞でイライラしてしまっているのでしょうか。「車の運転中に渋滞に巻き込まれたとき、『イライラ』してしまいますか?」という設問では、63.6%の人が「イライラする」と回答しました。

 渋滞中、とくにイライラするのはどのようなときなのでしょうか。自由回答には、「急いでいるときに渋滞に巻き込まれてしまうとイライラする(30代・男性)」「強引な割り込みや無理な車線変更など、他の車のマナーの悪さにイライラしてしまう(50代・男性)」「とくに高速道路で出口まであとちょっとのところでビタ止まりだったり、各降り口を通過した途端、渋滞にはまる時にイライラした(40代・女性)」と、状況の不透明さがイライラにつながるといった声が多かったようです。

 イライラしないためにも、渋滞に巻き込まれない方法があればうれしいですよね。最後に、「渋滞に巻き込まれないようにするために工夫していることはありますか?」という設問では、半数近い48.6%の人が「ある」と答えており、自分なりの工夫をしている人はかなり多いようです。

 さらに、「ある」と回答した人を対象に「どのような工夫をしているか」について自由回答を求めたところ、「できるだけ早い時間に動くようにしている。慣れた道であれば渋滞の予測をして、裏道を使うようにしている(30代・女性)」「遠回りでもいいから渋滞に巻き込まれないように、カーナビなどを駆使する(50代・男性)」「ニュースで交通情報やイベント情報をチェックし、ナビの渋滞情報にも目を配る(50代・女性)」などの声がありました。渋滞を避けるために、早め早めの行動や情報収集を心がける人が多いようです。

 せっかく出かけるなら、トラブルやイライラとは無縁でいたいもの。そのためにも日頃から安全運転を心がけ、余裕を持った行動と事前準備をしておくといいでしょう。

(Hint-Pot編集部)