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お湯を早く沸かす方法は? 定番から裏ワザまで3種類試してみた
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調理やお茶をいれる際など、湯をすぐに沸かしたいと思うときはよくありますよね。やかんや電気ケトルを使う方法が一般的だと思いますが、電子レンジを使って湯を沸かす裏ワザ的な方法も見かけます。今回は、1リットルの水を沸かす際にどの方法が時短になるのか、定番の方法と裏ワザのそれぞれにかかる時間を検証してみました。
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やかん、電気ケトルを使い1リットルの水で計測
まずは定番。やかんや電気ケトルを使用した場合の、お湯が沸くまでにかかる時間を検証します。
【検証方法】
水1リットルを入れて、何分で湯が沸くかを計測します。
○やかん
1リットルの冷水をやかんに入れ、ガスコンロで強火にかけ沸かします。湯気が出てきて沸くまでにかかった時間は6分52秒。
○電気ケトル
同じく1リットルの冷水を電気ケトルへ。スイッチオンから湯が沸くまでにかかった時間は7分14秒です。
定番の方法では、それぞれ湯が沸くのに7分前後かかることが分かりました。
やかんと電子レンジの合わせ技は時短になる?
次に、「時短の裏ワザ」とされる電子レンジでの加熱とやかんを合わせた方法で計測してみました。
【検証方法】
1. やかんに冷水500ミリリットルを入れ、強火にかけ湯を沸かす
2. 残り500ミリリットルの冷水を耐熱ガラスのボウルに入れ、電子レンジ(600W)で温める
○電子レンジでは「突沸」に要注意
電子レンジで100度まで温めようとすると、沸点を超えていても沸騰せず過加熱状態に。過加熱状態になっている湯は、少し振動を加えると液体が急に噴き上がる「突沸」といった現象が起き、やけどをする危険性があります。温めすぎないよう十分な注意が必要です。今回は80度を目安に温めました。
○電子レンジでお湯を温めるのには時間がかかる
やかんで500ミリリットルの水を沸かすのにかかった時間は、3分36秒。同時に、電子レンジで500ミリリットルの水を80度近くまで温めるのにかかった時間は6分でした。
また、今回は600Wで1分経過するごとに温度を確認したため、電子レンジでの加熱とやかんを合わせた方法はトータルで10分ほどかかりました。
どれも時間はあまり変わらない?
検証の結果、電子レンジで水から湯にする場合、500ミリリットルでも思った以上に時間がかかりました。結果、1リットルの水をやかんのみで沸かした場合、電気ケトルのみで沸かした場合の時間とあまり変わりません。
しかし、半量の500ミリリットルの水をやかんで沸かすと、1リットルの水をやかんで沸かすのにかかった時間のおよそ半分の時間でした。そのため「1リットルの水を素早く沸かす」ことを目的にした場合、半量をやかん、残り半量を電子レンジで数分間温めることで、やかんだけで沸かすよりも時短につながるのではないでしょうか。
お使いのやかんの形状や材質、また電子ケトルの性能などで沸く時間に違いはあると思いますが、もし大量の湯が必要な場合は、同時進行で電子レンジを活用すると良いかもしれません。
(Hint-Pot編集部)