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ミカンの白い筋 きれいに取れる簡単なむき方は? 比較してみた
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冬の代表的な果物・温州ミカン(以下ミカン)は、皮が手でむけるので手軽に食べられるのが魅力。けれども、ミカンは好きだけど表皮をむいた下にある、薄皮に付いた白い筋は口当たりが良くないので苦手……という人は多いのではないでしょうか。そこで皮をむく際に、白い筋も一緒に取れるといわれている3つの方法を検証しました。
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ミカンの白い筋にも栄養がたくさん含まれている!
ビタミンCが豊富なミカン。農林水産省のウェブサイトによると、ビタミン以外にも果肉の袋に多く含まれるペクチンには便秘改善作用があり、袋や白い筋にはヘスペリジン(ビタミンP)が含まれています。ヘスペリジンは、高血圧や動脈硬化を予防し、コレステロール値を下げる効果が期待できるそうです。
とはいえ、白い筋のパサパサとした食感や口の中に残る感覚が苦手という人も。そこで、ちょっとしたひと工夫で白い筋が残りにくいと噂のむき方を比較します。
定番のむき方 おしり側から皮をむく方法
まずは定番のむき方から。ヘタの反対、いわゆるおしり側の中心に指を入れて、ヘタに向かって放射上に皮をむきます。
白い筋や薄い皮はほとんど残っていました。もちろん個体差はありますが、比較的に白い筋が残りやすいむき方といえるでしょう。