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漫画

家にいるとよく起こる不思議な体験 “あるある”漫画に1万人共感「頭のネジかも」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

漫画のワンシーン【画像提供:佐藤佐一(@saichi_sato)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:佐藤佐一(@saichi_sato)さん】

 家の中にネジが落ちていたらどうしますか。「家にいるとよく起こる不思議な体験」として、自宅に落ちていた正体不明のネジについて描いた漫画が、ツイッター上で1.2万件の“いいね”を集め、共感を呼んでいます。作者の佐藤佐一(@saichi_sato)さんにお話を伺いました。

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自宅に落ちていたネジ リプライには「頭のネジ」という声も

 独特のタッチで実話ベースの「“あるある”ネタ」や「ちょっと怖い(でも、ゆるい)話」を漫画に描き、SNSに投稿している佐藤佐一さん。ツイッターだけでなく、TikTokやインスタグラム(saichi_sato1)でも発信しています。

 このほど話題になった漫画は、ネジにまつわる実話です。主人公は擬人化したねこちゃん。ソファでくつろいでいると、テレビボードの前に「何かが落ちている」ことにふと気づきました。手に取ってみると、それは1本のネジ。しかし、「どこの?」と、どこから落ちてきたのか検討もつきません。

 でも、家の中に落ちていたので、自宅にある何かのネジであることに間違いはありません。ドアでもないし、テレビ台も違う。椅子じゃないし、ラックでもない。果たして、どこのネジだったのでしょうか。そんな摩訶不思議な体験が綴られています。

 この漫画には1.2万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「つい昨日あった」など共感の声があったほか、「飛行機の部品」「頭のネジかもしれない」「あっ! それ! 私のです」「隣の家の家具……」「ネジのネジ」など大喜利のようなコメントも寄せられていました。

遅咲きのM-1チャンピオンに感化されて漫画に挑戦

Q. 漫画を描き始めたきっかけを教えてください。
「子どもの頃の夢が漫画家でしたが、特に挑戦することもなく45歳になってしまいました。2021年に遅咲きのM-1チャンピオンになった錦鯉さんの活躍を見ていて、自分の年齢でも何かに挑戦してみてもいいかもと思ったんです。そこで昨年末から漫画を描き始めて、ツイッターに投稿するようになりました」

Q. 今回のエピソードは実体験ですか?
「実体験です。理由は常にネタを探しているので、些細な体験でも、ネタにできそうなものは描いています。ネジも『お、これはみんな体験してるんじゃないかな』と思い描きました」

Q. 落ちていたネジは結局どこのネジだったのでしょうか?
「今回は、子どものランドセルをかけていた、ハンガーラックのネジでした」

自宅に保管している予備のネジセット【写真提供:佐藤佐一(@saichi_sato)さん】
自宅に保管している予備のネジセット【写真提供:佐藤佐一(@saichi_sato)さん】

Q. ネジが落ちていたときの対処法を教えてください。
「僕の場合は、何度もこの体験をしており、以前はネジを取っておいていました。しかし結局、何のネジか分からないままのことが多かったので、今は予備のネジセットを購入しています。いざとなったらそれを使えばいいと思っているので、最近はどこのネジか分からない場合は迷いなく捨ててしまいます」

Q. 印象に残っている読者からの感想は?
「『頭のネジでは?』という書き込みが非常に多かったですね(笑)。とはいえ、多くの方に共感していただいたのが、なによりうれしく、描き続けるモチベーションとなりました」

(Hint-Pot編集部)