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オンライン飲み支持は1割強 対面派は4割 コロナ収束後の飲み会はどうなる?
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コロナ禍で新たに生まれた文化の1つが「オンライン飲み会」です。コロナ禍も4年目に入り、外食を控える習慣を続けている人も少なくありませんが、徐々に対面での飲み会実施も増えいる様子。コロナ収束後を想定した、飲み会への意識についてのアンケート調査をご紹介します。
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コロナ収束後の飲み会は対面がいい?
ウェブメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」を運営する株式会社LASSICは、2022年9月30日から10月1日、アフターコロナの飲み会に対しての意識の変化に関するアンケート調査を実施しました。対象は、全国の20歳から65歳までのテレワーク、リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソンの男女1066人です。
まずは、「コロナ収束後に飲み会をする場合、どのように参加したいですか?」という設問。その結果、「飲み会には参加しない」が最も多く、40.8%になりました。次に多かったのが「対面で同僚や友人と飲みに行く機会を増やしたい」で22.7%、さらに「少人数であれば飲みに行く機会を増やしたい」が19.5%と続いています。
また、「対面とオンラインを気分によって使い分けたい」(5.0%)、「家計に優しいので、オンラインで飲み会をしたい」(4.4%)、「一気飲みや気遣いが不要なので、オンラインで飲み会をしたい」(2.3%)と、引き続き「オンライン飲み」を支持する人が1割強いることがわかります。
テレワークはコミュニケーションや情報共有が難しいと感じる人も
次に、「テレワークのデメリットは何ですか?」という設問の回答を見てみると、「仕事とプライベートが区別できない」が46.1%ともっとも多くなりました。次いで「上司、同僚とのコミュニケーションが取りづらい、減った」(36.4%)、「光熱費など自己負担が増加してしまった」(27.4%)、「社内の情報、ノウハウの共有が難しい、少なくなった」(20.4%)と続いています。
こうしたことから、コミュニケーションや社内情報の共有など、これまでは対面で行われてきたことがテレワーク後に円滑にいっていないと感じている人が多いことがわかりました。こうした背景のなか、規制が緩和されつつあることも、対面でのコミュニケーションの機会を持ちたいと感じさせる要因の一つなのかもしれません。
これらの結果から、そもそも社内の飲み会に参加したくない人もいますが、対面での飲み会などコミュニケーションを取りたいと感じている人は多いようです。まだまだコロナ禍ではありますが、飲み会の人数や相手との距離感など、コロナ禍でのマナーを守りつつ感染予防対策をしっかりと行いながら、楽しく交流を深めていきたいですね。
(Hint-Pot編集部)