漫画
突然、別人になった中学時代の友人 思い出漫画に3.5万人驚愕 「笑いが止まらん」
公開日: / 更新日:
心身ともに大きな変化が訪れる中学生時代。小学生のときは仲が良かったのに、ある日突然、関係性が変わってしまうことも……。そんな中学生時代の“あるある”を描いたエッセイ漫画が大反響を呼んでいます。一緒に日本漢字能力検定(通称:漢検)の受験を約束した友達との衝撃的な思い出とは。ツイッターで合計3.5万件の“いいね”を集めた作品について、作者のむめい(@mumei10101)さんにお話を伺いました。
◇ ◇ ◇
漢検合格を目指して勉強し始めた友人が不登校に…
カラフルな色彩と独特のタッチで自身の体験談を漫画に描き、SNSで発表しているむめいさん。ユニークすぎる世界観は多くの人を魅力し、ツイッターとインスタグラムのフォロワーは27万人を超えるほどの人気ぶりです。昨年4月に発売されたコミックエッセイ「へたくそなのに泣くほど笑える! カッラフルなエッッブリデイ」(KADOKAWA刊)は、幼少期の体験や日常のエピソードを個性的な視点で描き好評を得ています。
今回話題になった作品は、むめいさんの中学時代のエピソードを2つのツイートにわたって描いたもの。当時、漢字に苦手意識があったむめいさんは「捨てる」と「拾う」の漢字を覚えるのにもひと苦労していました。そんな中、友人から漢検のお誘いを受けます。
友人から、漢検合格が高校受験の内申に関わるなどのメリットを聞かされたむめいさんは「よくわかんないけどやってみよっか!!」と、一緒に漢検を受けることを約束。気合十分で勉強をスタートさせます。
ところが、あるときからその友人が不登校に。その後、久しぶりに友人が登校したという話を聞きつけたむめいさんは、すぐさま友人の元へと駆け付けます。そこで目にしたのは、まるで別人のように変わってしまった友人の姿でした。衝撃の展開に驚きつつも友人との再会に喜び、その流れで漢検の約束について問います。絶対に今聞くことではないと思いながらも「漢検どーするー!?」と叫ぶむめいさんに、友人が返した言葉とは……?
漫画の最後には、むめいさん自身の結末も描かれ大反響。ツイッターで合計3.5万件もの“いいね”が集まり、リプライ(返信)には「ツボ要素が多い笑笑」「人は変わったけど友情は変わらないって素敵ですね」「展開すご」「いやぁ……人生何が起こるかわからんな」「笑いが止まらんです」「友達、いったい何があったんだ……」「吹いた」など、衝撃の展開に驚いた人からの声が寄せられました。
「問題集を買って放課後に勉強しました」 漢検受験を約束した友人との思い出
中学時代の思い出をコミカルに描いた漫画について、むめいさんにお話を伺いました。
Q. 今回の漫画を描こうと思った理由を教えてください。
「漢字が苦手だなと思っているときにこの話を思い出したので、描いてみました」
Q. 漢検を受けるにあたり、当時どのような勉強をしていましたか?
「問題集を買って、放課後に勉強しました」
Q. 漫画の出来事以降も漢検に挑戦することはありましたか?
「6級に落ちたので、もう漢検は諦めました」
Q. 急に変わってしまったご友人ですが、もともとはどんな方だったのでしょうか?
「見た目はおとなしそうな感じでしたが、流行りに敏感で、おしゃれな子でした」
Q. 漫画に登場するご友人に漢検の結果の報告はしましたか? また、その後の交流はありましたか?
「学校に来てくれなかったので全然会えなかったです。成人式で久しぶりに会いました」
Q. 心に残った読者の感想や、感想を読んで気がついたことはありますか?
「『捨てる』と『拾う』のいろんな覚え方がコメントにあっておもしろかったです」
(Hint-Pot編集部)