3. ペット用ブラシでフリースを復活させる

　最後に、ペット用ブラシを試しました。これまでの作業同様、フリースの毛を立たせるように生地をブラッシングします。

　こちらは力をかけずに、広範囲をまとめてブラッシングできました。また、くしの歯の部分が細いため、ゴワゴワの部分もしっかり噛んで絡まりがほどけていく感覚も。しかし、力を入れすぎると生地が傷んでしまう場合もあるため注意が必要です。コームや靴ブラシと比べて、広く早くゴワつきを改善することができました。

ゴワつきを直すことで、触り心地も良くなった

　新品同様とまではいきませんが、100円均一ショップで購入できる3つのアイテムを使ってフリースのゴワつきを直すことができました。

　範囲が小さい部分やゴワつきがひどくない場合は、時間はかかるもののヘアコームでも有効という印象です。範囲が広く、ゴワつきがひどい場合は、ペット用ブラシや靴ブラシを使用することをおすすめします。

　長年使用していたフリース生地のブランケットが、今回の検証で見栄えも触り心地も良くなりました。100円均一ショップに売っているもので簡単にできるので、試してみてはいかがでしょうか。

（Hint-Pot編集部）