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自転車のサビはなぜ発生する? 自分で落とせるか3つの方法で試してみた

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

歯磨き粉、お酢、潤滑油 3つの方法で検証

 今回は、次の3つの方法を検証します。

1. 歯磨き粉と使い古しの歯ブラシ
2. 酢とラップ
3. 潤滑オイルと使い古しの歯ブラシ

 検証場所は自転車のカゴ部分。塗装がはがれて金属が露出してしまい、気がついたらサビが発生していました。

○1. 歯磨き粉と使い古しの歯ブラシ

【用意するもの】
・歯磨き粉
・使い古しの歯ブラシ
・雑巾

歯磨き粉と歯ブラシ、最後に歯磨き粉を拭くための雑巾があると良い【写真:Hint-Pot編集部】
歯磨き粉と歯ブラシ、最後に歯磨き粉を拭くための雑巾があると良い【写真:Hint-Pot編集部】

【検証方法】
 歯磨き粉と使い古しの歯ブラシを使ってサビを落としていきます。

歯ブラシに歯磨き粉をつける【写真:Hint-Pot編集部】
歯ブラシに歯磨き粉をつける【写真:Hint-Pot編集部】

 数分ゴシゴシ磨き、雑巾で歯磨き粉を拭き取ります。

検証後【写真:Hint-Pot編集部】
検証後【写真:Hint-Pot編集部】

 見た目はほぼ変わらず。思ったよりも取れませんでした……。

 今回は、家にあった市販の研磨剤なしの歯磨き粉を使用しました。研磨剤なしとはいえ、ナノ粒子が配合された歯磨き粉でしたが、サビを落とすまでには至らず。研磨剤入りの歯磨き粉を使うと、もう少しきれいになるかもしれません。

○2. 酢とラップ

【用意するもの】
・酢
・ラップ
・雑巾

酢とラップ、雑巾を用意【写真:Hint-Pot編集部】
酢とラップ、雑巾を用意【写真:Hint-Pot編集部】

【検証方法】
1. サビの部分にお酢をかけます。このとき、酢が垂れないように雑巾で受けながらかけていくと良いでしょう。
2. 酢をかけたところをラップでくるみます。

酢をつけたサビの部分をラップで包む【写真:Hint-Pot編集部】
酢をつけたサビの部分をラップで包む【写真:Hint-Pot編集部】

3. ラップに包んでから1時間放置します。

雑巾で少し拭き上げる【写真:Hint-Pot編集部】
雑巾で少し拭き上げる【写真:Hint-Pot編集部】

4. ラップを外しサビの部分を雑巾で拭きます。

検証後【写真:Hint-Pot編集部】
検証後【写真:Hint-Pot編集部】

 全体的に少しサビが取れ、金属部分の露出している範囲が広がったように感じます!

○3. 潤滑オイルと使い古しの歯ブラシ

【用意するもの】
・使い古しの歯ブラシ
・潤滑オイル

使い古しの歯ブラシと潤滑オイル【写真:Hint-Pot編集部】
使い古しの歯ブラシと潤滑オイル【写真:Hint-Pot編集部】

【検証方法】
1. サビを落としたい部分にオイルをつけます。

オイルをつけた部分を歯ブラシで磨く【写真:Hint-Pot編集部】
オイルをつけた部分を歯ブラシで磨く【写真:Hint-Pot編集部】

2. オイルをつけた部分を4分ほど歯ブラシで磨きます。

検証後【写真:Hint-Pot編集部】
検証後【写真:Hint-Pot編集部】

 潤滑オイルはほとんど変わりがありませんでした。オイルの種類にもよる可能性がありますので、潤滑オイルを使う場合はいくつかの製品を試してみると良いでしょう。

塗装がはげた部分のサビにはあまり効果がなかった

 今回の検証で、すっきり落ちた実感はありませんでしたが、少しでもサビを落とせたと感じたのは酢とラップを使用する方法でした。酢をつけてラップにくるみ放置した後、雑巾で拭き上げるだけで良いので手軽に実践できます。しかしほかの方法だと、塗装がはげたカゴの頑固なサビはほぼ落とせませんでした。

 もしご自宅で挑戦する場合は、サビの粉が舞うこともあるのでマスク着用のうえ実施しましょう。

(Hint-Pot編集部)