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コートやニットをクリーニングに出すタイミング 収納時にカバーははずす? 注意点を聞いた
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クローゼットでの適切な保管方法 透明カバーをはずして通気性良く
次に、クリーニング済みの衣類の正しい保管方法です。クリーニング店から返却される際、一般的には衣類にホコリ除けのビニール製のカバーがかけられています。持ち帰った後、ビニールをかけたままクローゼットにしまっている人も多いのではないでしょうか。しかし、ビニールカバーはあくまでも一時的なホコリ除けのため、これはNG行為です。
「ビニールカバーは通気性が悪く、そのまま保管すると衣類の変色やカビなどの原因になります。別で販売されている、不織布など専用の衣類カバーに付け替えて収納してください」
また、衣替えを行うタイミングで、クローゼットでの適切な保管方法を見直してみましょう。
○クローゼットでの適切な保管方法
・衣類を詰めすぎず、適度な空間を保つ
通気性が悪いと湿気が溜まり、カビやニオイが発生します。衣類が押しつぶされシワの原因にも。
・定期的にクローゼットに風を通す
天気の良い日に扉を開けたままにしたり、扇風機の風を30分程度当てたりするだけで、内部の湿気を大幅に取り除けます。
・防虫剤を上手に使う
防虫成分は空気より重いので、高いところに設置して全体に行き渡るようにします。
3月から5月にかけては「春の衣替えシーズン」です。クリーニング店にとっては繁忙期になり、白洋舍も多くの人が利用するので、店頭での受付や洗濯物のお渡しまでの待ち時間も増えるそう。お気に入りの衣類こそ着用の出番が多く、シミや汚れがつきやすいもの。長く着用できるよう、混み合う前にクリーニング店へ出すようにしましょう。
(Hint-Pot編集部)