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ドラえもんの「畑のレストラン」を再現! 完成度の高さに反響 「これは夢ですよね」
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大根のような白くて丸い物体。その上半分を開けると、中にはカツ丼が入っています。これは、人気アニメ「ドラえもん」の映画に登場するひみつ道具「畑のレストラン」を再現したもの。完成度の高さに、ツイッター上では2.7万件を超える“いいね”が集まっています。どのようにして作ったのかなど、投稿者のどまんナカぐらし(@domannakagurasi)さんに詳しいお話を伺いました。
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白くて丸い大根の中にはカツ丼
子どもの頃に「ドラえもん」を観て育った人たちが親になり、親子そろってドラえもんのファンという人も多いでしょう。投稿者のどまんナカぐらしさんもその一人です。
今回再現した「畑のレストラン」は、『映画ドラえもん のび太の日本誕生』(1989)と『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』(2016)に登場するひみつ道具のひとつ。丸い大根のような実を割ると、中からおいしそうな料理が出てきます。なかでも、ジャイアンが食べていたカツ丼が印象的で、どまんナカぐらしさんもいつか再現してみたいと思っていたそうです。
「娘は新バージョンの映画で『畑のレストラン』を知り、私は旧作の映画で知りました。ある日、ふらりと立ち寄った直売所で見かけた野菜が『これは……「畑のレストラン」に使える!!』と、娘と意気投合。品種も見ずに、思わず“ジャケ買い”をしました。おそらく、聖護院大根だと思います」
胸を躍らせながら、まずは器を作る作業からスタート。野菜をくり抜いた器にカツ丼を盛り付けて完成です。しっかりフタも付いていて、こだわりと「畑のレストラン」への情熱が伝わってきます。
「娘と私の念願の夢を叶えました」とのメッセージを添えて、写真をツイッターに投稿すると反響を呼び、2.7万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「ずっと憧れでした」「えっ!! めっちゃ憧れる。すごい!! 再現度!!」「これ! 私の憧れの大根です!!! 素敵」「みんなの夢! すご!」「畑のレストラン完全再現すごすぎて感動してるよー!!!」「これはテンション上がりますねww」といった多くの称賛の声が寄せられています。
苦労したポイントは大根のくり抜き 器だけでなくフタまでしっかりと再現
作るのに苦労したのは、器となった大根をくり抜く作業。器やフタの部分をよく見ると、表面がほんのり透明になっているほどの力作です。
「亀裂が入らないよう、力の入り具合に気をつけました。くり抜く作業は難しかったです。生のままだと亀裂が入りやすく、また完成後の食べやすさを考え、電子レンジで加熱するなど工夫しました」
完成品を見て大喜びの娘さんは、自らフタを開けて中身を確認すると一気にテンションアップ。作中のようにフタを丸かじりしたのだとか。余った部分は煮物にして、こちらもおいしく食べたそうです。
「畑のレストラン」を再現し、母と娘の夢を叶えただけでなく、ドラえもんファンの心を掴んだどまんナカぐらしさん。自身の子どもだけでなく、たくさんの子どもたちの幸せを願いながら児童養護施設のサポートを呼びかけています。
(Hint-Pot編集部)