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「すぐに取り組めますね」 警視庁の防災対策 持ち歩けるグッズに反響

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ホイッスルはさまざまな場面で活用できる(写真はイメージ)【写真:写真AC】
ホイッスルはさまざまな場面で活用できる(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 災害はいつやってくるか、誰にも予測できません。甚大な被害をもたらした東日本大震災からもうすぐ12年。警視庁警備災害対策課の公式ツイッター(@MPD_bousai)は、非常時に活用できるアイテムとして「ホイッスル」を紹介。エレベーター内に閉じ込められたときを想定した映像も公開し、反響を呼んでいます。

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災害現場で助けを求めるとき、ホイッスルで知らせるのも効果的

 地震や台風など、自然災害が多い日本。過去から学べとばかりに、防災セットや備蓄品を揃えるなど、普段からいろいろと対策をしている人も多いのではないでしょうか。

 しかし、自宅では準備が整っていても、もし出先で被災したら……。助けが必要になったときに声を上げても、救急車や消防車などのサイレン音にかき消されてしまうこともあるでしょう。そんなときに役立つ防災グッズとして、警視庁警備災害対策課のツイッター担当者は「ホイッスル」を持ち歩いているそうです。

 ツイートには、担当者がホイッスルを首から下げている姿が。続けて、「エレベーターに閉じ込められた際にも効果があると思います」と、実際にエレベーター内でホイッスルを鳴らす様子を動画で公開。その音は、扉が閉まったエレベーターの中からしっかり聞こえてきます。

 さらに、災害時だけでなく、防犯対策としてもホイッスルが活用できることを紹介。「いつどこで自分の身に危険が起こるかわからないので、備えてみてはいかがですか?」と呼びかけています。

 投稿は反響を呼び、2000件超の“いいね”が。リプライ(返信)には「阪神淡路大震災後から持ち歩いています」「子どもたちにも常時持たせています」「お財布にホイッスルつけています」など、すでに常備しているという声のほか、「財布に入れておくだけでもいいかもしれないですね」「これはいい、大切ですね。100円で買えるし!」「蓄光タイプであれば、突然の停電で真っ暗になってもひと目で見つけられますね」「すぐに取り組めますね」といった声も寄せられています。

 もしものときに備えることで、自分だけでなく、周りの人を助けることもできます。防災対策として、ホイッスルを持ち歩くことはすぐに始められそうですね。

(Hint-Pot編集部)