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“ゴジラ”のような巨大ワニ 金属製の柵を押し曲げて出ていく姿に米国が震撼 「悪夢だ」
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米フロリダ州には、野生のワニが多数生息しています。襲われる事故はそれほど多くないといいますが、やはり大きなワニが動き回る姿には米国人も恐怖を感じるようです。一人の気象予報士がSNSに投稿した、金属製の柵を押し曲げながら進む巨大ワニの姿が、米国で大きな注目を集めました。想像以上の強靭さを目の当たりにした人々は、ショックをあらわにしています。
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気象予報士がSNSに投稿 柵の金属考察班も
発端は、米テレビ局「WINK-TV」の気象予報士マット・デヴィットさんがSNSに投稿した動画でした。
動画には巨大なワニの後ろ姿が映っています。そして、前足を使って軽く立ち上がると、狭い柵に頭をねじ込み始めたのです。頭が柵に引っかかると、後ろ足で踏ん張り無理やり前進。頭よりさらに横幅のある巨体で柵を押し曲げながら、柵の外へ出ていこうとしています。
デヴィットさんによると、撮影されたのは米フロリダ州南部に位置するプラシダ。柵は錬鉄のように強いものではありませんでしたが、動画が投稿されたフェイスブックのコメント欄は騒然。どのような金属だったかのかが議論になりました。デヴィットさんはそれを受け「“柵考察班”のみなさんのために撮影者に確認したところ、アルミニウム製でした。ただし、それでも軽量の金属ですね」と補足しています。
デヴィットさんがSNSに投稿した動画は瞬く間に拡散。ツイッターでは再生数が100万回を超えています。また、動画には最後まで映っていませんでしたが、動画を撮影した人によると「ワニは最終的に柵を越えて出ていった」という事実もわかりました。
リプライ(返信)には、「フロリダではワニを見るのは日常茶飯事なのか?」「この動画は悪夢だ……。自宅プールの周りは同じフェンスだよ」「もはやワニではなくゴジラ!」などショックを受ける声が殺到しています。
フロリダ魚類野生生物保護局によると、同州には130万頭以上のワニが生息しており、最低でも約121センチ(4フィート)の個体でないと害獣とはみなされないにくいといいます。今回目撃されたワニの大きさはわかっていませんが、フロリダ州で記録されている最大のワニは4メートル26センチ(14フィート)以上、約473キロ(1043ポンド)だそうです。
(Hint-Pot編集部)