どうぶつ
事故で左前足を失った元保護ねこ イケメンすぎる“壁ドン”に胸キュンする人続出
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凛々しい表情で“壁ドン”している1匹のねこ。まるで少女漫画に登場するヒーローのようなイケメンぶりが、「惚れてしまいそう」とツイッター上で話題になっています。車にはねられ倒れていたところを保護されたというこのねこちゃん。回復までの道のりや動画を撮影した背景などについて、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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生後2、3か月で事故 左前足は治療困難な状態に
元保護ねこの男の子で7歳の「肉球黒豆太郎」くん。肉球が黒いことから命名されました。今は「まめたろ」という愛称で呼ばれているそう。飼い主さんによると、性格はおっとりとしていておとなしく、ちょっとビビりです。しかし、春から小学6年生になる飼い主さんの息子さんと同年齢くらいの子どもに対しては、強気になる一面もあるのだとか。
飼い主さんとの出会いは、まめたろくんが生後2、3か月頃のことでした。飼い主さんは車で移動中、道路で倒れているまめたろくんを偶然見かけます。車から降りて近づくと、まめたろくんは車にはねられていました。必死に威嚇し逃げようとするも、口からは血が垂れ、前足を引きずって前に進めない状態だったそう。見かねた飼い主さんは、まめたろくんを保護し病院へ向かいました。
「すぐにアゴの手術をしましたが、左前足は神経が切れていて治療が難しくそのままとなりました。以前、一緒に暮らしていたねこが亡くなってから『もうねこは飼わない』と思っていましたが、これも運命と思い家族として迎えました」
「楽しく幸せな“猫生”を」 まめたろくんを思う飼い主さんの願いとは…
事故直後、左前足は力が入らずプラプラと引きずっていましたが、現在では固まった状態に。3本足で行動をするまめたろくんですが、そんなことを微塵も感じさせないほど、さまざまな動きで飼い主さんやフォロワーさんをほっこりさせています。
この日、背伸びをしたくなったまめたろくんは、ぐーっと体を伸ばすと器用に壁に手をつきました。右前足で力強く“壁ドン”する姿は、その凛々しい表情も相まって、今にも女の子から黄色い声が上がりそうなイケメンぶりです。
飼い主さんが「ねこに壁ドンされたい人向けの動画」とのメッセージを添えて動画をツイッターに投稿すると、2800件超もの“いいね”が。リプライ(返信)には「最高の“壁ドン”ですにゃ」「惚れてまうやろ」など、悶絶する声が寄せられています。
この後は、見つめるなどの“イケメンムーブ”をすることなく、あくびをして去っていったというまめたろくん。飼い主さんによると、毎朝、壁に右前足をついて伸びをするのがルーティンなのだとか。
「朝だけなぜか立って伸びをします。まめたろは片足なので、“壁ドン”みたいになるのがかわいいなぁといつも思っていたので投稿してみました」
命の危機に直面していたまめたろくんを保護し、ともに歩んできた飼い主さん。まめたろくんのお誕生日には「たくさんたくさん長生きしてね」とその思いをツイートしています。
「どうしてもねこのほうが時間が早く過ぎてしまうので、後悔することがないように一日一日を大切に。せっかく縁があって家族になったのだから楽しく幸せな“猫生”となるよう、私にできることはできるだけしたいと思っています」
飼い主さんご家族から大きな愛情を受けて、すくすく成長したまめたろくん。これからもたくさんイケメンな姿を見せてほしいですね。
○取材協力:まめたろ(@kuromametaro620)さん
(Hint-Pot編集部)