漫画
「犬の十戒」を基にした4コマ漫画に3万人が涙 「絶対に忘れてはならない」
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「犬の十戒」という短編詩をご存じですか。英文で書かれた詩で作者は不詳ですが、インターネット上で広まり愛犬家の間で広く浸透しています。犬目線で書かれた10の約束は、すでに愛犬と暮らしている人ならば改めて向き合い方を考えさせられ、これから迎える人ならばしっかりと理解しておきたい内容です。そんな詩を基にした漫画が、ツイッター上で3.4万件以上の“いいね”を集め大反響を読んでいます。作者でイラストレーターのじゅん(@jun8213kame)さんに詳しいお話を伺いました。
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犬好きイラストレーターだからこそ共感を漫画に
自称「犬好きイラストレーター」のじゅんさん。水彩画のような癒やし系タッチが持ち味で、柴犬さんやシーズーさん、ハスキーさんなど、さまざまな犬種のわんこたちと飼い主さんとの優しい世界観を描いた漫画を、ツイッターやインスタグラム(jun8213kame)で連載しています。その作品たちを集めた単行本「こんにちは、いぬです」(幻冬舎刊)は3巻まで発売されるほど大人気。優しくも切ないエピソードは多くの人を虜にしています。
今回ご紹介するのは、3年前に描いた漫画をリメイクしたもの。ツイッターに投稿すると、3.4万件以上の“いいね”を集め大反響を読んでいます。
漫画は2000年代に日本でも大きな話題になった、作者不詳の短編詩「犬の十戒」がベースになっています。生涯が短い犬から飼い主へのお願いは、原作だと「私と気長につきあってください」など端的なもの。しかし、漫画はじゅんさんなりの解釈を交えて、日常の思い浮かべやすいシーンを描いたわかりやすい4コマで表現されています。
リプライ(返信)には、「仕事前に見るんじゃなかった」「文字だけで読んでも『犬の十戒』って泣けるのに、漫画にされたらもう……」「『犬の十戒』、絶対に忘れてはならないですね」「これはダメです……泣きますよ……」「この漫画ですでに泣いた」「これ、いつ読んでも泣いてしまう」「暮らしているとつい忘れてしまうことを漫画にしてくださりありがとうございます」など、多くの感想が寄せられていました。
ビジュアル化されたことで、涙なしでは読めないという声も殺到した今回の漫画。犬と暮らすということがどういうことなのか、じゅんさんの漫画が教えてくれています。
(Hint-Pot編集部)