環境問題への関心が高いZ世代。古着をリメイクすることを表す「スリフトフリップ（#thriftflip）」というハッシュタグが、TikTokで数十億回再生されるなど、持続可能なファッションが流行中のようです。米国では、ある女子高校生がプロムのために生まれ変わらせたドレスが大きな注目を集めています。

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卒業プロムに向けて古着屋で購入し挑戦

　プロムは、米国やカナダの高校生にとって一大イベント。学年末に行われるダンスパーティーに、正装して男女ペアで出席します。男性はタキシード、女性はロングドレスを着るのが定番です。

　米国在住の17歳、ミーガン・ジョンソンさんは、卒業プロムのために華やかなバブルガムピンク色のドレスを用意。そのドレスに、絶賛の声が寄せられています。

　ジョンソンさんがそのドレスを購入したのは、とある古着屋。そこで中古のウェディングドレスを見つけたジョンソンさんは、世界に1着だけのドレスにリメイクすることにしました。まずは自分の体にフィットするように仕立て直すと、四角いたらいにお湯を張り、染料を使って鮮やかなピンク色に染め上げることに。「30分ほどかき混ぜて、あまり濃くならないようにしたんだけど、かなりかわいくなったと思う」と報告している通り、できばえには本人も大満足している様子です。

　その一部始終を撮影した動画に「これは、私がプロムに着ていくために古着で買ったウェディングドレスを染めているところです！」とキャプションを添えてTikTokに投稿すると、180万以上の“いいね”が集まる大反響に。

　コメント欄には、「なんてことだ！　美しいヴィンテージのウェディングドレスのようですね」「完璧！　プリンセスドレス！」「ゴージャス。私も欲しいわ」など、感嘆する声が集まりました。また、人気ファッションドール「バービー」や、ディズニープリンセスを連想する声も。試着しているところを見たいというリクエストも殺到し、ジョンソンさんは着用した姿も披露。瞬く間に反響を集め、こちらは20万件以上の“いいね”を集めています。

（Hint-Pot編集部）