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花びらで作った“妖精のドレス” 絶妙な色遣いと繊細さに15万人感激 「天才的アイデア」
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野山に咲き誇る色とりどりの花。それぞれが特徴的な色合いや形で見る者の目を楽しませてくれますよね。一輪ずつ眺めていても美しいものですが、ツイッター上ではそれらの花びらを組み合わせて作られた小さなドレスが大きな話題を集めています。その姿はまるで“妖精のドレス”。日本だけではなく海外からも絶賛された作品について、制作者のFairy’s Dress~妖精のドレス~(@Fairys_Dress)さんにお話を伺いました。
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ネモフィラなど4種類の花を使って30分で制作
人形用のトルソー(胴体部分だけのマネキン)が着飾ったスカイブルーと白の小さなドレス。ウエスト部分に花があしらわれている素敵なデザインですが、よく見ると胸部だけでなく、スカート部分まですべて花びらを組み合わせて作られています。胸元には淡いパープルの花びら、ボリュームがあるスカートは白の花びらが重ねられ、何ともロマンチックです。
制作者さんはこれを「空色の妖精のドレス」と名づけ、ツイッター上で公開。すると、何と15万件を超える“いいね”が集まり、大きな反響を呼びました。
リプライ(返信)には「とってもかわいい」「なにこの天才的なアイデアは!?」「妖精さんもうれしいだろうな」「幼き頃思い描く夢を実現された」と絶賛の声が殺到。さらにこの投稿には「A sky blue fairy’s dress」と英語の説明も添えられていることもあり、「It’s so beautiful!(何て美しい!)」など海外からの声も多数寄せられています。
その中でやはり多かったのが「作り方を教えてほしい」という声。制作者さんによると「ネモフィラ」「ゼラニウム」「オオイヌノフグリ」「キュウリグサ」の4種類の花を使い、30分で制作したそうです。
「庭のお花たちの空色がとてもかわいかったので、作りたくなりました。(制作前に)何となくのイメージはありますが、事前にデザインはしません。手を動かしているうちに定まってきます。人形用の小さなトルソーに両面テープを貼り、それに花びらを貼り付けるような感じで作っています。実際に着られるような構造を目指して、トルソーを使用せず両面テープで花びらや葉っぱ同士をくっつけることもあります」