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「ざく切り」は何センチ幅に切るのが正解? 「ぶつ切り」との違いも 元家庭科教師が解説【お料理1年生のためのレシピ用語】

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

教えてくれた人:和漢 歩実

切り方の共通のコツ

 食材は切り方によって、歯ざわりや火の通り具合が変わってきます。「切る」ことは、食べやすく、おいしくすることが目的です。ざく切りやぶつ切りは大ざっぱに切る方法ではありますが、大きさをそろえて切ると、火の通りや食感、味が均一になり、見栄えも良く、おいしく食べられます。切る際のポイントは3つです。

1. 硬い食材は包丁を前へと押し出すように
 肉や野菜などで繊維のある硬い食材は、真下に力を入れるのではなく、包丁を前へと押し出して切るようにすると切りやすいです。

2. やわらかい食材は包丁を優しく手前に引く
 繊維がやわらかく、崩れやすい肉や魚、トマトなどの野菜を切る際は、包丁を手前に引くように切ります。

3. 火の通りを早くしたいときは繊維に垂直に
 野菜には繊維があります。同じ切り方でも、繊維に沿って切ると歯ごたえが残って食感が良い仕上がりになります。火の通りを早くしたいとき、やわらかな食感にしたいときは繊維を断つように切ると良いでしょう。

(Hint-Pot編集部)

和漢 歩実(わかん・ゆみ)

栄養士、家庭科教諭、栄養薬膳士。公立高校の教諭として27年間、教壇に立つ。現在はフリーの立場で講師として食品学などを教える。現代栄養と古来の薬膳の知恵を取り入れた健やかな食生活を提唱。食を通して笑顔になる人を増やす活動に力を注いでいる。
ブログ:和漢歩実のおいしい栄養塾