野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）決勝、日本代表（侍ジャパン）は3-2で米国代表を下し、14年ぶりの世界一になりました。日本中が歓喜に沸くなか、村上宗隆選手（ヤクルト）が記念撮影中に見せた行動に、感動の声が広がっています。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」は、試合後の村上選手の行動に注目しました。

　◇　◇　◇

村上選手の行動にファン歓喜

　3大会ぶりにWBC世界一に輝いた侍ジャパン。9回に大谷翔平選手がマウンドへ上がると、最終打者となったエンゼルスのチームメイトで米国代表の主将マイク・トラウト選手を空振り三振で抑え、ドラマティックな展開で勝利を収めました。

　その後、金メダルの授与式で大きな注目を集めたのが、背番号「51」のユニフォームを手に、メダルを頭からかけてもらう村上選手の姿です。そのユニフォームは、左脇腹のけがでWBC出場を辞退したシカゴ・カブスの鈴木誠也選手のもの。村上選手はその後、メダルを自分の首から外し、鈴木選手のユニフォームがかかったハンガーに移動して集合写真の撮影に臨みました。その記念撮影中の姿に、ツイッターでは感動の声が上がっています。

「村上、鈴木ユニに自分の金メダルかけてるの泣ける」
「最前に鈴木誠也いるし村上くん金メダル付けてるのめっちゃいい」
「村上くんが鈴木誠也（のユニ）に自分の金メダルかけてるのを見たせいで自分は大泣きしてるところです」
「村上が鈴木のユニフォームに金メダルかけて持ってるの最高かよ」

　WBCの予選リーグ中、鈴木選手は不振に苦しんでいた村上選手を“モノマネ”動画で激励したことで注目を集めていました。愛があふれる先輩後輩関係を、ファンたちは万感の思いで見つめていたようです。

（Hint-Pot編集部）