料理をする際、鍋にフタをすることがあります。鍋の中の様子がわかるため、ガラスのフタを使用している人もいるでしょう。しかし、使い方を間違えると割れてしまう恐れも。フライパンや鍋などの調理用品を企画・販売している和平フレイズ株式会社の公式ツイッター（@waheifreiz）は、ガラスのフタに関する注意を呼びかけています。

　◇　◇　◇

普段の使い方に危険が潜んでいる…ガラスのフタが割れてしまう原因とは

「ガラスブタが割れてしまったツイートを見かけましたので、注意喚起させていただきます」

　そんな一文から始まった和平フレイズの投稿では、調理中で一番危険だという、ガラスのフタの使用方法について紹介しています。それは、みそ汁や鍋料理を作るときにやりがちな「おたまを入れたままフタをする」こと。おたまを入れたままフタをしてしまうと、おたまを入れていない側の火がはみ出たフタのガラス部分に当たるため、火力に関係なく突然割れてしまう恐れがあるそうです。

　また、同社はガラスのフタが割れてしまう原因として次の5つを挙げています。

・フタに直火が当たっていた（ガス火の場合）
・使用直後に水をかけるなど急激な温度変化があった
・落としたりぶつけたりするなど外的衝撃を受けた
・細かな傷があった
・熱いIHの上に置いた

　この投稿には1.1万件もの“いいね”が集まり、反響を呼びました。リプライ（返信）には、「ガラスのフタ、割れたことあります　めちゃくちゃ怖かったので気をつけます」「勉強になります！」「これは確かにうっかりやりがちだなあ……」「鍋をダメにする人はたいてい火力が強すぎる」「ちゃんとサイズの合うフタを使おうと思います」などの声が寄せられています。

　近年のガスを含めた熱源器具はとてもパワーが強く、中火で使っていると思っても、実は強火だったということもあるとのこと。フタを使って調理するときの火力は、中火以下にするといいそうです。また、フタには注意書きが記載されたシールが貼ってあるので、使用する前に確認することも大切です。

（Hint-Pot編集部）