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ホコリが発火の原因になることも ドライヤーの正しいお手入れ 何分かかるか徹底検証
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家電の中でもドライヤーは汚れやすいアイテムの一つ。持ち手のベタベタ汚れは簡単に拭き取れますが、吸い込み口に溜まったホコリはなかなか厄介です。ホコリが溜まったまま放置すると風量が弱くなったり、焦げ臭さを感じたりすることも。最悪の場合は発火につながる恐れもあるそうです。今回は基本的なドライヤーのお手入れについて、その手軽さや所要時間を検証します。
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ドライヤーにホコリが溜まる原因は?
ドライヤーの仕組みは非常にシンプル。標準的なモデルでは、スイッチを入れると本体内のファンが回転し、後方の吸い込み口から空気を取り入れます。その空気を本体内のヒーターで温め、吹き出し口から温風として送り出すのです。
吸い込み口から空気を取り込む際は、空気中のホコリも一緒に吸い込まれます。使用する度に吸い込むため、ホコリは吸い込み口と本体内に溜まる一方。本体内にはヒーターがあるため、溜まりすぎたホコリが使用中に発火し、故障の原因になることもあります。
安全性の面からも、ドライヤーのお手入れは必須。使用時間が長くなりがちな冬を前に、家にあるもので手軽に済ませておきたいものですよね。今回は一般的な手順を実際に行い、手軽さや所要時間について検証します。まずは以下の道具を用意しましょう。
○用意する物
・やわらかい布(使い古しでOK)
・歯ブラシ(使い古しでOK)
・綿棒
・石けん水または水で薄めた中性洗剤
・掃除機
今回の検証に使ったドライヤーは、吸い込み口を掃除しないまま1か月ほど放置していたもの。我が家では朝の支度時や夜のお風呂後に必ず使うので、遠目から見ても分かるほどホコリが溜まっている状態です。また本体や吹き出し口も数か月掃除しておらず、持ち手にはヘアワックスと思われるべたつき汚れもあります。