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「本当に幸せ」 2匹一緒に里親の元へ ヤギと犬の種を超えた友情が米国で話題に
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動物同士の種を超えた友情は、見ているだけで癒やされますよね。米ノースカロライナ州では、保護された犬とヤギの絆の強さが話題になっています。施設に預けられた2匹は、その後一緒に里親へ引き取られることになったそう。米ニュース専門放送局「FOXニュース」が伝えています。
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遊んだり、食べたり、眠ったり ヤギと犬の異種コンビが一緒に里親の元へ
ノースカロライナ州ローリーにある、アニマル・シェルター「ウェイク・カントリー・アニマル・センター」。飼い主が世話をできなくなったことから、ヤギの「シナモン」と犬の「フェリックス」は同シェルターで保護されることになりました。
センターのスタッフは、2匹が一緒に遊んだり、食べたり眠ったりする様子を見て、2匹が親友であることにすぐ気づいたといいます。そこで、別々ではなく、2匹一緒に飼うことができる里親を探すことに。「ヤギは社会的な動物で、それは犬も同じです。ですから、友情を育むのは理に適っています」と、SNS上で呼びかけました。
さらに、同シェルターの国内支援パートナーである「Mr.モープロジェクト」のヒューズ夫妻の助けを得て、2匹は新しい家族と出会い、一緒にハッピーエンドを迎えることになりました。里親になったジャッキー・バンクスさんも、喜びでいっぱいの様子です。
「シナモンとフェリックスの里親になれて本当に幸せです。彼らの一生の里親として、適切な検査と検疫の後、一緒に暮らせることを楽しみにしています」
2匹とバンクスさんを引き合わせた同シェルターとヒューズ夫妻は、シナモンとフェリックスの健康管理について、生涯にわたり支援していくとのこと。シナモンとフェリックスは離ればなれになることなく、これからもずっと一緒に、新しい家族と幸せな時間を過ごすことができそうです。
(Hint-Pot編集部)