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生後9か月の絶滅危惧種スマトラトラが興奮 イースターエッグとじゃれる姿はまるで猫!?
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日本でも徐々に定着しつつある「イースター(復活祭)」。イエス・キリストの復活を祝うお祭りで、キリスト教圏の国では、クリスマスやハロウィンなどと同じく重要なイベントのひとつとされています。今年は4月9日のイースターを前に、英ロンドン動物園が公開した動画が注目を集めています。
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今年のイースターは4月9日 ロンドン動物園では絶滅危惧種が「エッグハント」
イースターといえば卵とウサギがシンボル。諸説ありますが、卵は新たな生命の始まりの象徴、また繁殖率が高いウサギは豊穣や繁栄の象徴とされ、それぞれ「イースターエッグ」「イースターバニー」と呼ばれます。イースターには欠かせない存在です。
なかでも、庭や室内に隠された卵を子どもたちが見つける卵探しゲーム「エッグハント」が有名。現地時間4月5日、イースターを前にロンドン動物園でこのエッグハントが行われました。
しかし、エッグハントをしたのは子どもたちではなく、ロンドン動物園で暮らす絶滅危惧種のスマトラトラやミーアキャット、リスザルたち。それぞれの体格に合ったボール紙製のイースターエッグが与えられました。同園の公式ツイッターアカウントでは、その様子を収めた動画が公開されています。
生後9か月のスマトラトラ「クリスピン」と「ザック」は、スタッフによってシナモンの香りが付つけられた小道を嗅ぎ分けてイースターエッグを発見。青やピンクのカラフルなイースターエッグとじゃれたり、追いかけたりする姿はまるで猫のようです。ミーアキャットは岩や砂にまぎれたイースターエッグを見つけ、大好物の苔やコオロギを堪能しました。
「動物たちが自然な採餌、狩猟行動を取れるような方法をいつも模索しています。イースターは絶好の機会。また来園者にとっても、さまざまな動物の習性を学ぶことができるでしょう」とロンドン動物園のダン・シモンズさんは語っています。
(Hint-Pot編集部)