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プロ野球中継で目を疑った一幕 ロート製薬の粋な演出に称賛 「アナログだった」
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野球日本代表(侍ジャパン)のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での活躍によって、プロ野球にも一段と注目が集まっている今年。3月下旬に開幕した新シーズンでは、パ・リーグの千葉ロッテマリーンズ(ロッテ)対北海道日本ハムファイターズ(日本ハム)戦でロート製薬株式会社が掲出した広告が話題になりました。その“舞台裏”を同社のツイッター公式アカウント(@eyecare_cp)が公開したところ、1.2万超の“いいね”が集まっています。
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試合中の“舞台裏”を収めた動画が話題に
6日に行われたロッテ対日本ハムの試合。この日は、190センチの長身から繰り出される剛速球が持ち味の佐々木朗希投手(ロッテ)が今季初登板を迎えるとあって注目の一戦となりました。
WBCでも活躍した佐々木投手の投球に視線が集まる中、構えるキャッチャーの背後になにやら違和感が……。よく見ると、バックネットに掲出されているロート製薬の広告看板の表示が、「目薬はROHTO」から「ROHKi」に変わっていたのです。これには多くの視聴者が反応し、SNSで話題になりました。
広告主のロート製薬は、目薬やスキンケア商品などで知られている会社。今季からZOZOマリンスタジアムのバックネット広告を掲出しており、3月には佐々木投手とアンバサダー契約の締結を発表しました。
そしてロッテの勝利後(6-1)、ロート製薬は1本の動画を公式ツイッターに投稿。そこに映っていたのは、バックネット裏で男性2人が「ROHTO」から「ROHKi」へと看板を替えている様子でした。
粋な演出の舞台裏を収めた動画に対し、「合成じゃなくて、ホントに差し替えてたんですね」「アナログだった!!」「粋な演出素敵です!!」「気合いが入っている! 素敵です」「すごーい 手動」「ローキ ローキ ローーォキッ! って歌っちゃうじゃないの」とリプライ(返信)には驚きと称賛の声が溢れました。
まさかの“人力”で広告看板を差し替えていたロート製薬。しかし人間味溢れるその粋な演出に、多くのプロ野球ファンが虜になったのでした。
(Hint-Pot編集部)