今年は夏季の東京五輪、来年は冬季の北京五輪を控え、注目が高まるスポーツ界。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」では、SNSで反響を集めた話題から、この機会に知ってほしい選手やちょっとほっこりするネタなどをお届けします。今回は先週も大活躍だったメジャーリーグの大谷翔平選手（ロサンゼルス・エンゼルス）の電車移動にまつわる話題です。

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27日の試合に電車で球場入り、珍ハプニングを米メディアが紹介

　大谷選手が思わぬハプニングに見舞われたのは27日（日本時間28日）、オークランド・アスレチックス戦のことでした。

　この日、投手として先発予定だった大谷選手ですが、球場に向かうチームバスが交通渋滞に巻き込まれました。投手として事前の準備が必要な大谷選手はやむなく、高速鉄道「BART」を利用。電車を使って球場入りしたのです。

　しかし米メディアによると、大谷選手は捕手のカート・スズキ選手と移動しましたが乗り換えに時間を要し、準備時間が不足。このため、投手での出場を取りやめて野手として出場することになり、米国でも話題を呼びました。

　メジャーのトップ選手が試合前に電車を利用したことに対し、鉄道会社も驚き。BARTの公式ツイッターは「ワオ。ショウヘイ・オオタニという野球界のスーパースターを迎え入れられたことを大変光栄に思います」と反応したほど。

　中でも日米ファンの興味を惹いたのは、地元のカリフォルニア放送局「NBCスポーツ・ベイエリア」公式ツイッターが投稿した一枚の画像です。電車が停車し、利用客が乗り込もうとする4番線ホームにユニフォーム姿の大谷選手が……。今回の珍事を合成写真でうまく表現しています。

　投稿は「対戦相手の選手がBARTで乗り換えに迷っているところを見つけたら、あなたなら球場までの行き方を教えますか？」と一連の出来事を紹介。米ファンからも反響が寄せられました。

「選手によるね」「もちろん。サインが欲しいわ」「エンゼルスには教えない」という答えのほか、合成写真も「爆笑」「この画像は最高だ」と好評。日本のファンからは「絵画風 BARTの大谷さん」「一緒に乗ってみたい」などの声が寄せられました。

　こうして一挙手一投足がメディアの話題になるのも、大谷選手が米国で認知されている証しかもしれません。

（Hint-Pot編集部）