無事に巣立った4匹の野ウサギ　来年の再会に期待！

　その後、野ウサギたちを心配した配偶者さんが、動物保護センター内にある相当機関に電話で相談したそう。そして「外敵に襲われないように段ボールなどで囲って、そこに親ウサギが入れるような穴を開けるように」とのアドバイスを受けました。

　投稿者さん夫妻はさっそく、穴の開いた囲いを設置しました。しかし、親ウサギが中にいる子ウサギに気づくかどうか心配だったため、最終的には囲いをはずして様子を見ることにしたそう。

「わんちゃんをバックヤードで遊ばせないようにし、段ボールははずして様子を見ました。もともとバックヤードはすべてフェンスで囲まれているため、外敵は基本的には入ってこられません。その後、赤ちゃんウサギはちょっとずつ大きくなっていったので、ちゃんと親ウサギが来ていたのだと思います」

　投稿者さんは、親ウサギを刺激しないように遠くからそっと見守ることに。5日後には子ウサギたちの目がぱっちりと開きましたが、さらに2日後、覗いてみるとすでに姿はありませんでした。1週間ほどの短い滞在に驚きつつも、野ウサギたちは無事に巣立つことができたようです。

「幸い、天気がずっと良かったんです。日中は気温が20度以上まで上がっていたので、子育てにはちょうどいい気候だったと思います」

　投稿者さんが居住するエリアは自然が豊かで、以前からリスや野ウサギを見かけることがよくあったそうです。昨年6月には、お庭に大人の野ウサギが遊びに来たこともあるのだとか。巣立つまでを見守った子ウサギたちが来年、大きくなってまた遊びに来てくれることを期待したいですね。

（Hint-Pot編集部）