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「日本のほうが好き」 文化に触れるDeNAの大物助っ人 試合観戦で米国との違いに感動
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先月23日に来日した、横浜DeNAベイスターズ(DeNA)のトレバー・バウアー投手。メジャーリーグ時代の活躍はもちろんのこと、バウアー投手が自身のYouTubeチャンネルで公開している、日本の文化に触れる様子にも注目が集まっています。あるオフの日に、バウアー投手の代理人を務めるレイチェル・ルーバさんが「日本のもっとも重要な観光地」のひとつだと語る場所へ。別の日には、横浜スタジアムでDeNAの試合を観戦。そこでは、米国との違いを見つけたようです。
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「ヒーローになったらぬいぐるみをもらえる?」 ファン目線で試合観戦
来日してからまもなく1か月になるバウアー投手。自身のYouTubeチャンネルでは、トレーニング風景や日本を満喫する様子などが公開されています。来日から20日目には、横浜スタジアムでDeNAの試合を初観戦。ビールの売り子さんを見て「売り子さんもユニフォーム? すごい」と驚きます。試合が進むにつれ、スタジアムのファンたちは大盛り上がり。試合が終了しても、誰も帰ろうとせず観客席が埋まった状態であることに、バウアー投手は深く感心していました。
また、バウアー投手はヒーローインタビューを受ける選手がぬいぐるみを持っていることに注目。「ヒーローになったらぬいぐるみをもらえるの? 持って帰っていいの?」と、同行した通訳に問いかける場面も。
試合を盛り上げるファンのパフォーマンスや会場の雰囲気に感動したバウアー投手。「米国とは違う。僕の意見ですが、日本のほうが好きです。スタジアムそのものがエンターテインメントなんです。試合そのものがエンターテインメントであるような。ここの観客たちは、米国の観客たちよりいっそう、フィールドで何が起こっているかを把握しています。プレーするのが本当に楽しみです。フィールドに立つのを待っていられない」と、ファンへの熱い思いを見せました。
「ポケモンセンター」に代理人も大はしゃぎ!
あるオフの日には、日本の人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクターグッズ店やカフェが併設されている「ポケモンセンタートウキョーDX&ポケモンカフェ」(東京都中央区日本橋)へ。代理人のルーバさんも同行しました。
「日本という国をイメージするとき、もっとも重要な観光地は?」とバウアー投手が質問すると、ルーバさんは「京都、広島、ポケモンセンターの3か所ですね!」と興奮気味に回答。その姿に、バウアー投手は圧倒されてしまうのでした。
目的地に到着すると、オブジェの前で写真を撮ったり、カフェで食事を楽しんだり、ポケモンという日本の文化に触れながらオフの時間を満喫するバウアー投手。お気に入りのキャラクターについて語ったり、カフェのメニューを選んだりしている姿はまるで少年のようです。
別の日には、ルーバさんと一緒に東京タワーを観にいき、その後、寿司店へ向かいました。カウンターの座席に座り、まずはハマグリのだしスープをひとくち。その後、トロの握り寿司が提供されると、ルーバさんは上手に手を使って口へ運びます。
一方のバウアー投手は、「箸ではなく手を使う……」とやや緊張。握り寿司に手を伸ばすも、持ち上げた瞬間にシャリが落ちてしまいました。再び手で食べることにトライし、なんとか成功。「もしかしたら、僕は箸を使ったほうがうまくできるかもしれない」と照れ笑いを浮かべます。職人が握る寿司に興味津々で、「ひときわ目を引くのが、細部へのこだわりです」と目を輝かせました。
日本のファンや文化に対して真摯に向き合うバウアー投手に、コメント欄には「見れば見るほどバウアーが好きになる」「日本の文化を観察する姿が素敵ですね」「ファンに対するリスペクトがめっちゃ感じられる」「NPBで頑張ってほしいし、日本を楽しんでほしい」などの声が寄せられています。
自分の素直な思いを、ファンに向けて丁寧に伝えるバウアー投手。DeNAでの活躍や、日本を満喫する姿からますます目が離せませんね。
(Hint-Pot編集部)