タレント兼モデルで実業家の紗栄子さん。21歳で第1子、2年後に第2子を出産し、2人の息子たちを持つ母親でもあります。そんな紗栄子さんが、自身のYouTubeチャンネル「Sae Channel」で子育てに関するルールを語りました。そのなかで飛び出したのは、息子さんの課金事件。見事な対応策に、参考にしたいという声がたくさん上がっています。

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「瞬間的な『怒られたくない』で終わらせない」

「【我が家のルール】子育ては正解がないから難しい」という企画を、自身のYouTubeチャンネルに投稿した紗栄子さん。スタッフからの質問に答えながら自身のルールを振り返るなかで、英国に留学中の息子さんたちがとんでもない額をゲームに課金する事件があったと告白しています。

　未成年の子どもによる課金トラブルは近年増加しており、消費者庁なども注意喚起するほど。もしも、実際に我が子が課金をしてしまったらどう対応すべきか、頭を悩ませている保護者も少なくないでしょう。

　紗栄子さんによると、ある日クレジットカード会社から確認の電話を受けて課金が判明。ちょうど英国の学校が休みで帰国中だった息子さんたちに、すぐ話を聞くことにしました。紗栄子さんから課金を指摘されると、息子さんたちは顔面蒼白に。悪いことをしているという罪の意識があったそう。

　そこで「なんでやったの？」と問い正す親が多いなか、紗栄子さんはそうしなかったそうです。「瞬間的な『怒られたくない』で終わらせない。絶対に悪かったと思わせるため」に、今回の行為によってどんなことが起こるのかを順番立てて説明。

　支払い能力がない息子さんたちに代わり、母である紗栄子さんはもっと働かなければいけない。そして、祖父母までが働かないといけなくなるから、昼間に面倒を見てくれる人がいなくなってしまうので「日本の学校に行ってください」。そして「家の手伝いをして返金してください」と返金計画を息子さんたちに示して、事の重さを知ってもらったそうです。

　無断課金は悪いことだとしっかりと伝わったようで、その後息子さんたちは課金を一切しなくなったそうです。

　コメント欄には、「やっぱり稼いで自立している人は違うな。社会の厳しさみたいのをちょ～っとだけ子育てに組み入れるシステム、好き！」「怒られるからしないではなく、物事の本質を理解できる子になってほしいですよね」「紗栄子さんの考えを知れる動画は本当に神回!!」「息子さんの課金の話、勉強になりました。私はすぐ感情的になって怒ってしまうので反省の日々でした」「課金の話、納得できます。息子にもとんでもない額やられちゃいました（笑）」など、たくさんの感心の声が寄せられていました。

　正解がないからこそ難しい子育て。母親としての完璧を目指さず、一緒に成長していくほうがいいのかもしれませんね。

（Hint-Pot編集部）