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巨大魚を捕まえたハクトウワシ 水面上でもがく姿が米国で注目 「泳ぎを教えてあげて」
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米国の国鳥として知られるハクトウワシ。このほどカナダの海で、バタフライをするかのように必死で泳いでいる姿が目撃されました。衝撃の結末が米メディアで話題を集めています。
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海の中で大物をゲットしたけれど…
「カナダで、ぎこちない様子で泳ぐハクトウワシが発見される。その後、新たな驚きがやってくる」との見出しで報じたのは、米地元紙「マイアミ・ヘラルド」でした。同紙は、ある男性がインスタグラム上に投稿した1本の動画を特集しています。
動画は、カナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバー島近くで撮影されたものでした。映像には、海中を泳ぐハクトウワシの姿が。大きな羽で必死に海水をかきながら、まるでバタフライのように陸地を目指しています。
ハクトウワシは気迫の泳ぎで、水面を漂う丸太になんとか到着しますが、両足に驚くほど大きな獲物が。どうやら、海中で捕まえた魚のようです。それを見た動画の撮影者は「なんてことだ! 巨大な魚だ!」と絶叫しています。
ハクトウワシは魚が大好物。海を目がけ、空から急降下して水中から魚をかっさらう姿はよく見られるそうですが、ときには泳ぐこともあるのだとか。米国魚類野生生物局の専門家マイク・ヤコブソンさんは、「これは、ハクトウワシがとくに大きな魚を狙ったときに起こります。捕まえるときは魚に爪を立てますが、魚が重すぎて飛び立てないことに気づいたのでしょう。彼らの泳ぎは素晴らしいです。羽が分厚いので、とてもよく浮くんですよ。でも、あまりに岸から遠すぎると溺れてしまうこともあるでしょう」と説明しています。
この投稿のコメント欄には、「これはアメージングだ」「これはまごうことなきワイルドさ」「今まで見たなかでもっともクール」「誰かあのワシにフリースタイルか背泳ぎを教えてあげて」
といった声が寄せられています。
もがきながらも、最後には丸太の上で満足げな姿を見せたハクトウワシ。捕まえた大きな魚に舌鼓を打ったことでしょう。
(Hint-Pot編集部)