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「びっくりマーク」のシンプルな標識の意味は? 自動車学校の教習指導員が解説

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

補助看板がない場合も。この標識を見たら慎重な運転を心がける(写真はイメージ)【写真:写真AC】
補助看板がない場合も。この標識を見たら慎重な運転を心がける(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 新型コロナの感染拡大防止による行動制限が緩和され、今年のゴールデンウィークは全国各地に車でお出かけする人も多いのではないでしょうか。初めて行く土地で、知らなかった道路標識を目にすることがあるかもしれません。そんな“レア”標識を烏山自動車学校(栃木県那須烏山市)の教習指導員・小西隆さんに解説してもらいました。第1回はシンプルな「!」マークです。

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「その他の危険」を表す警戒標識

 黄色い標識の中央に「!」のマークが表示されているシンプルな標識。運転手に何かを伝えたい意図が伝わってきます。危険なのはわかりますが、具体的には何が危ないのでしょうか。

 小西さんによると、この標識は「その他の危険」を表す意味があるそうです。

「ほかの警戒標識で表示することができない注意がある場合に設置されます。もし、運転中にこの標識を見たら、道路状況をよく確認して慎重に運転しなければなりません。補助標識で注意事項が付属しているケースもあるので、その注意事項に気をつけて運転しましょう」

 たとえば、冠水の危険性がある場所や、進行先が通行不可になっているなど、さまざまなパターンで実際に使用されています。ひとまず、このマークを目撃したら何かあると思って、注意深く周囲を確認する必要がありそうです。何に対する注意なのかを探して、しっかり確認しましょう。

(Hint-Pot編集部)