愛犬と「おやつ当てクイズ」をしたことがある飼い主さんは、多いのではないでしょうか。おやつを拳の中に隠して、「どっちの手に入っているでしょうか？」と愛犬に選んでもらうこのゲーム。飼い主さんに両手を差し出されるもはずれてしまい、あからさまにがっかりするポメラニアンが、ツイッター上で4万件以上の“いいね”を集めて話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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天真爛漫　内弁慶で甘えん坊のなごみちゃん

　ポメラニアンの女の子「なごみ」ちゃんは、月齢8か月になったばかり。かわいらしいお名前には、「ほっと和める存在になってほしい。和み多き“犬生”を送ってほしい」という飼い主さんの願いが込められています。

　飼い主さんご夫婦となごみちゃんの出会いは、「待ちに待った末に訪れた」ものだったそう。飼い主さんが好きな犬種はポメラニアン。一方、配偶者さんはコーギーが大好き。当初はそれぞれブリーダーさんを探していましたが、「犬種にこだわるより夫婦そろって気になる子がいい」と思うようなったところ、ご縁がつながったそうです。

「夫婦そろってビビッとくる子、『うちの子だ！』と思える子が良かったので、1年以上探し続けていました。そんなとき、なごみの写真をブリーダーさんのサイトで見かけて、初めて夫婦そろって気になる子に出会えた気がしたんです。すぐに見学予約をし、その日にお迎えを決めました」

迷わず選んだ右手は空っぽでがっかり…

　この日、「おやつ当てクイズ」に挑戦したなごみちゃん。飼い主さんに「どっち？」と両手を差し出されると、迷わず右手をタッチします。

　ところが、残念ながら右手は空っぽで、おやつは続けて開いた左手の上に。それに気づいたなごみちゃんは、じっと見つめたまま固まってしまいました。

　飼い主さんは「おやつ当てクイズにはずれた子いぬの反応、想像の10倍くらい絶望してた」とのコメントを添えて、動画をツイッターに投稿。すると、あっという間に4.6万件もの“いいね”が集まりました。

　リプライ（返信）には「ガ～ン……って効果音が聞こえました」「絶望顔が映った瞬間、鼻から全部の空気出た」「かわいい、かわいい。わんちゃんでも固まるの？（笑）」「かわいそうだけどなんかかわいい」など、なごみちゃんの反応を目にした人から多くの声が。

　また、「すごい絶望感。でもルールわかっていて超賢いんだと思う」「ちゃんと食べちゃダメなんだってのわかるんだな」「食べないでいるのいい子だなぁ。うちのいぬは開いた瞬間に食らいつくわw」など、お利口に待っているなごみちゃんを称賛する声も寄せられています。