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フランス大使館の職員が好きな日本語 ひと言で翻訳できない言葉に称賛 「おしゃれ!」
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日本語のなかには、ほかの言語ではひと言で翻訳できない言葉があります。フランス大使館の公式ツイッターアカウント(@ambafrancejp_jp)では、そのひとつを紹介。どうやら、同大使館の職員に「好きな日本語」を尋ねた際に高確率で選ばれる言葉だそうです。果たして、どのような言葉なのでしょうか。
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ひと言で言い表せる日本語も ほかの言語に翻訳すると…
「職員に好きな日本語を尋ねると、高確率で選ばれるのが『木漏れ日』 世界中の言語に、翻訳のできない言葉があります」
そんなメッセージを添え、同大使館は木の間から光が漏れる1枚の写真を公開しました。木の枝や葉の隙間から日光がこぼれる様子を表す「木漏れ日」。この単語を翻訳アプリなどで調べても、ほかの国の言語ではひと言で表現できないことを伝えています。またフランス語にも、同じようにほかの言語ではひと言で言い表せない言葉があるとも紹介。
「『Depaysement』は、自分の国や文化から遠く離れ、異なった環境、習慣のなかにいるときに感じる新鮮な気分や感覚、違和感、日常からの脱出などを表します」
この投稿に対しては、6000件を超える“いいね”が。リプライ(返信)には「おしゃれー! さすがフランスやわ」「フランスにも私に素晴らしい木漏れ日を感じさせる絵画があります。ルノワール」「気取ってなくてなにげに優しい言葉ですよね」「木漏れ日の世界がわかるなんて、まだこの世も捨てたもんじゃない」など、職員のセンスの良さを絶賛する声が寄せられています。
ほかの国ではひと言で言い表せなくても、魅力を感じてもらえる日本語が世界中で広まっていくと良いですね。
(Hint-Pot編集部)