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実は2種類ある「踏切あり」の道路標識 見かけたら気をつけるべきこととは
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車でお出かけした際、慣れない土地で、普段あまり見かけることのない道路標識を目にすることもあるでしょう。交通ルールを遵守するため、そんな“レア”標識の意味を知っておくといいですよね。そこで、烏山自動車学校(栃木県那須烏山市)の教習指導員・小西隆さんに解説してもらいました。第2回は「踏切」に関する道路標識についてです。
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昔の主流だった蒸気機関車が描かれたタイプも
自動車教習所でも習う、前方に踏切があることを知らせる道路標識。蒸気機関車が描かれたものと、普通の電車が描かれたもの、2種類あることをご存じですか? 小西さんによると、ともに「踏切あり」の標識です。
「かつては蒸気機関車が主流でしたが、電車の増加とともに絵柄が追加され2種類になったといわれています。設置されている場所は踏切手前です」
では、運転中にこの標識を見たら、何に気をつければいいのでしょうか。
「まずは、踏切の直前(停止線があれば停止線の直前)で一時停止してください。道路交通法では、踏切を通過する際に一時停止をして、安全確認することが基本的に義務付けられています。一部例外があり、信号機がある踏切の場合は青信号であれば停止をしないで通過できますが、安全確認をする必要があります」
いずれの標識にせよ、踏切があるということは間違いありません。信号がないケースは必ず直前で一時停止し、左右の安全を確認しましょう。
(Hint-Pot編集部)