テーブルの上で、前足をそろえてちょこんと座る1匹のねこ。飼い主さんの前で頭を下げてじっと固まっています。実はこれ、「撫でて」と甘えているところなのだそう。そのいじらしい姿に、ツイッター上では「いつでもなでなでしてあげる」などと心を奪われる人が続出しています。1.9万件もの“いいね”を集めた写真について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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飼い主さんとごはんが大好きなマンチカンのどんぐりくん

　マンチカンの男の子で2歳の「どんぐり」くん。飼い主さんは、おかおの色と被毛の柄からリスを連想し、その大好物にちなんだお名前を授けました。初めてどんぐりくんを抱っこした瞬間に「この子だ！」と運命を感じたそうで、迷うことなくお迎えに至りました。

「子ねこの割に元気で、腕から必死にすり抜けようとする健気さがたまりませんでした。元気いっぱいな甘えん坊で、ママ（飼い主さん）とごはんが大好きな子です」

朝食中の飼い主さんに「撫でてアピール」

　ある日、朝食をとる飼い主さんの横にどんぐりくんがやってきて、お行儀良く前足をそろえて座りました。そのまま頭をぺこりと下げると、シッポを丸めて収納し、まん丸なフォルムに。どうやら、飼い主さんに「撫でて」とアピールしているようです。

　飼い主さんはそのかわいらしい姿を撮影し、「なでなでされたいお年頃」とのメッセージを添えてツイッターに投稿。すると、1.9万件もの“いいね”が集まりました。

　リプライ（返信）には「画面越しになでなで」「いくらでも撫でます」「もふもふかわいい！」「いつでもなでなでしてあげる」「カモーン」「かわいすぎる……」「後頭部の丸みとパヤ毛が……」と、胸キュンする声が続出しています。

　ついつい撫でたくなる、かわいらしいポーズを披露したどんぐりくん。飼い主さんによると、こうして甘えるのは朝の恒例行事になっているそうです。

「朝ごはんのときはこうやって横に来るので、いつもなでなでしながら食べます」

至福のなでなでタイムにうっとり

　飼い主さんにたくさん撫でてもらったどんぐりくんは、すっかりご満悦の様子でとてもリラックスしていたそうですよ。

「この日は3分くらいですかね……。なでなでしてあげると、うれしそうに目を細めていました」

　飼い主さんに撫でてもらうために、とっておきのポーズを編み出したどんぐりくん。書籍「パヤ毛のどんぐり」（KADOKAWA刊）では、どんぐりくんの子ねこ時代から1歳までの成長記録を見ることができますよ。

○取材協力：どんぐり（@donguri_manchi）さん

（Hint-Pot編集部）