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日本のソウルフードを完食 英首相が「渋谷横丁」で餃子と焼き鳥を堪能 庶民派な姿に大反響

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

英国のスナク首相【写真:Getty Images】
英国のスナク首相【写真:Getty Images】

 先進国7か国首脳会議(G7サミット)が19日に広島県で開幕しました。18日には、英国のリシ・スナク首相が東京に到着。来日初ランチで選んだのは、東京都渋谷にある居酒屋でした。

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箸を手にランチ テーブルには枝豆、煮物、ポテトフライ、サラダ

 スナク首相が訪れたのは、JR渋谷駅のすぐ近くにある「渋谷横丁」です。駐日英国大使のジュリア・ロングボトムさんが18日に自身のツイッターで「スナク首相に日本的なフードコートを楽しんでいただきたくて、ランチは渋谷横丁にご案内しました」と写真付きで紹介しています。

 写真には、スナク首相が店内で佇む姿、居酒屋で箸を手にランチする様子などが写っています。テーブルには焼き鳥、枝豆、煮物などがずらり。こうした光景に、4万件を超える“いいね”が集まっています。

 スナク首相が訪れた店によると、スナク首相を含め関係者10人ほどが18日午後1時30分から20分間ほど滞在し食事を楽しんだといいます。サラダやポテトフライなどを注文する中で、餃子や焼き鳥などを完食したことが印象に残っているそうです。

 食事を終えて一行が一度店を出たあと、スナク首相だけ何かの確認のため店に戻ってきたそうで、そのときは「Sorry.Thank you」と声をかけられたといいます。もともと、英国大使館の関係者がこの店を知っていて、1週間ほど前に予約が入っていたとのこと。訪れた当日は、平日でランチタイムを過ぎていたこともあり、現場で大きな混乱もなく、スナク首相は気さくにあいさつに応じたり、手を振ったりしていたそうです。

 この後、スナク首相はサミット会場の広島県に移動します。岸田文雄首相とワーキングディナーした際には、プロ野球・広島カープのロゴ入りの赤い靴下を履いて登場。大のカープファンで知られる岸田首相を喜ばせました。

 ロングボトムさんのツイッターのリプライ(返信)には「すばらしいおもてなしだと思います」「めっちゃ自然に溶け込んでいていい感じ」「なんかすごいなじんでる」「1枚目の写真が映画のワンシーンのようです! 素敵」「新橋にいそうなおじさん感があって良い」「日本の食を楽しんでいただけたら、ありがたいことです」「とても良い場所だと思います」「みなさまのリラックスした感じの表情がとても良いですね」「めちゃくちゃ絵になる」などの声が寄せられています。

 日本の文化を堪能したり、相手を喜ばせたりするスナク首相に、好感を持った人も多いのではないでしょうか。

(Hint-Pot編集部)