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登山した秋田犬が前足を負傷 救助チームの担架で下山 救出劇が米国で話題に
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行楽シーズンになり、愛犬とともにアウトドアを楽しむ人もいるでしょう。ただし、自然の中にはさまざまな危険が潜んでいるため注意が必要です。英国では、飼い主と一緒に登山した秋田犬がけがをして山を降りられなくなるという事態に。山岳救助隊によって救出されたというニュースが、米国で話題になっています。
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前足を負傷し山を降りられなくなった秋田犬
秋田犬の子犬「ロッキー」は、飼い主と一緒に英国最高峰のスカーフェル・パイクに登りました。スカーフェル・パイクはカンブリアの湖水地方にある標高約1000メートルの山で、大自然と絶景を満喫できるいくつかのハイキングコースがあります。
山頂に到着し、飼い主は下山しようとしましたが、なんとロッキーが下山を拒否するという事態に。米誌「ピープル」によると、「犬がけがをして疲れ切っている。動こうとしない」という救助要請がケズイック山岳救助隊に入ったそうです。
救助にあたったボランティアチームは13名。スカーフェル・パイクのラングデール方面でロッキーを発見したといいます。救助隊は、ロッキーが片方の前足にけがを負っていることに気づき、寝袋のような暖かいキャリーケースに入れ、担架に乗せて下山しました。
救助チームはウェブサイトで「体重が33キロもある大型犬ではありましたが、比較的軽い負傷者でした」と語っています。愛犬と一緒に登山やハイキングを楽しむ際には、細心の注意を払い、けがや事故にならないよう気をつけましょう。
(Hint-Pot編集部)