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日本ならではの“おもてなし” G7首脳らへ贈られた伝統工芸品に反響
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広島県広島市で19日に開幕した先進7か国首脳会議(G7サミット)。3日間の日程を終え、21日に閉幕しました。参加した各国首脳や国際機関の長への贈呈品を外務省が公表し、その中身が話題になっています。
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各国首脳らへの贈呈品を外務省が公表
外務省によると、贈呈品は、岸田文雄首相から招待国首脳及び国際機関の長に、裕子夫人から招待国首脳及び国際機関の長の配偶者に贈られました。
贈呈品はそれぞれ2点。岸田首相からの贈り物は、表面が石肌のような凹凸になる漆塗りの技法・石目塗で仕上げられた「伝統漆工芸『彩雅』の万年筆」と、グラスの台座部分に美しい蒔絵を閉じ込めた「蒔絵グラス ワイングラスセットまたはゴブレットセット」でした。
一方、裕子夫人から贈られたのは、開催地・広島の伝統工芸品で黒色と朱色の対比が美しい広島漆器「曙」と、スポーツ観戦や劇場などで活躍する「カブキグラス」です。
贈呈品が外務省の公式ツイッターアカウントで紹介されると、リプライ(返信)には「カブキグラス!!」「カブキグラス欲しいな」「カブキグラスが世界に羽ばたいた」「蒔絵なのに、グラスがあるのか。全然知らなかった」「蒔絵グラスいいな」「カラーリングいいなー」など、驚きの声が寄せられました。
各国代表団やプレス関係者に配布された「サミットバッグ」に続き、各国首脳への贈呈品にも日本を代表する伝統工芸品が採用されました。これを機に、日本の伝統文化が世界に伝わるといいですね。
(Hint-Pot編集部)