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サクランボの種を簡単に取る方法 身近なもので試してみた 子どもの誤飲防止にも

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

その2:ストローを使ってやってみた

 続いて、ストローを使う方法です。こちらは直径3ミリの細めのものと、やや太めの5ミリのものを使って挑戦してみます。

 まず、ハサミでストローの先端を斜めに切り、サクランボに刺さりやすいようにします。このとき、ストローの先端が鋭利な状態になっているので、お子さんの近くに置かないよう注意してください。

先端を斜めに切ったストロー【写真:Hint-Pot編集部】
先端を斜めに切ったストロー【写真:Hint-Pot編集部】

 写真のストローは、透明が直径3ミリ、赤色が直径5ミリです。各ストローの先端部分を、軸を取ったサクランボの軸側から刺します。

軸を取ったサクランボにストローを刺した状態(赤が直径5ミリのストロー)【写真:Hint-Pot編集部】
軸を取ったサクランボにストローを刺した状態(赤が直径5ミリのストロー)【写真:Hint-Pot編集部】

 ストローを回しながらサクランボに刺し、種にぶつかったあたりで止めます。その位置でストローをクルクル回して、種と実を切り離すようにストローを引き抜くと、種がストローの脇から出てきます。

ストローを回しながら種を取っている様子(赤が直径5ミリのストロー)【写真:Hint-Pot編集部】
ストローを回しながら種を取っている様子(赤が直径5ミリのストロー)【写真:Hint-Pot編集部】

 検証には中粒のサクランボを使いましたが、赤色の5ミリのストローはサクランボに対して大きすぎて回しづらく、実も崩れてしまいました。3ミリのストローは種の大きさと合致したため、崩れることなくスムーズに取ることができました。サクランボの大きさによって、ストローのサイズも変えると良いかもしれません。

やってみた結果 少しのコツが必要

 割り箸もストローも、貫通させて押し出したり、回しながら刺したりと少しのコツが必要でした。しかし種は取れるので、サクランボを食べる前の誤飲対策としては有効だと思いました。

 種を取る裏ワザでは、サクランボの実がやや崩れてしまうこともあります。大きさと合致したストローを使うと実が崩れにくく、見映えも良いでしょう。誤飲の心配なく、安心して子どもとサクランボを楽しんでみてください。

(Hint-Pot編集部)