漫画
豊臣秀吉のような5歳児 天下人と同じ発想に称賛殺到 「優しさで宇宙救える」
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戦国武将の豊臣秀吉が下足番として織田信長に仕えていた際、雪の日に信長の草履を自分の懐で温めていたというエピソードは有名です。そんな細やかな心遣いで秀吉は天下人まで上り詰めましたが、同じような発想でママを気遣う5歳の女の子を描いた漫画が、インスタグラムで3000件の“いいね”を集めて話題になっています。作者のこばぱぱ(kobapapaaa)さんに詳しいお話を伺いました。
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ママ思いの優しいかんなちゃん 発想が天下人とリンク!?
7歳のゆうなちゃんと5歳のかんなちゃんが大好きなパパ、こばぱぱさん。医療関係の仕事に従事しながら、独学で学んだイラストやデザインをいかし、日常や子育ての裏ワザをユーモアたっぷりに描いています。作品はインスタグラムやツイッター(@kobapapaaa)で公開されるたびに大反響。また、自身のブログ「こばぱぱのイクメン目指して3000里」では、フォロワーから寄せられた体験談の漫画化作品「ご近所トラブル物語」を連載中です。
今回話題になった漫画は、こばぱぱさんとかんなちゃんの実際のやりとりを描いたものです。ある日、朝から元気いっぱいのかんなちゃんに起こされたこばぱぱさん。かんなちゃんを見ると、パジャマのズボンの中にママのスリッパを入れ込んでいました。
こばぱぱさんは「ママのスリッパで遊ばないのッ」と注意しますが、かんなちゃんは「違うよ?」と悪びれる様子もなく事情を説明し始めます。かんなちゃんが言うには、ママが毎朝とても寒そうにしているとのこと。そして、そんなママを見てあることを思いついたのだといいます。
「だからねこれ 温めてるの」
かんなちゃんは、毎朝寒そうにしているママを少しでも温めてあげようと、ママのスリッパを自分のパジャマのズボンに入れ、お腹で温めていたのでした。娘の優しさに大興奮のこばぱぱさんは、戦国時代の武将・豊臣秀吉にも似たようなエピソードがあったことを思い出します。そして「秀吉なん!?」と、かんなちゃんと秀吉を重ね合わせるのでした。
そして、かんなちゃんの出来事をきっかけに、自分も体の“ある部分”に天下人の運気が現れていることを思い出したそうです。
漫画は3000件を超える“いいね”を集めて話題に。コメント欄には「かんちゃん優しすぎやろて……!! 優しさで宇宙救えるで」「優しすぎますよね」「なんてかわいいの」など、かんなちゃんに対する称賛の声が。また、こばぱぱさんの体の“ある部分”については「珍しいですね」「思わず私も見ました」など、多くの人が関心を寄せていました。
「早朝からスリッパを温めていた娘がかわいすぎたので思わず漫画化」
今回の漫画を描いた理由など、作者のこばぱぱさんに詳しいお話を伺いました。
Q. 今回のエピソードを漫画に描いた理由は?
「早朝からスリッパを温めていた娘がかわいすぎたので、思わず漫画化しました」
Q. 娘さんは秀吉のエピソードを見聞きしたことがあるのでしょうか。
「次女は5歳児で、秀吉のエピソードはまったく知らないはずなのでとても驚きました」
Q. こばぱぱさんの手相にある「ますかけ線」はかなりレアですが、“天下を取るかもしれなかった”ことはありますか? また、娘さんたちには受け継がれているのでしょうか?
「実際に天下を取れそうになったことはまだなく、近所のちびっ子たちとサッカー無双しているときが最高潮な人生となっております(笑)。また、ふたりの娘に手相は遺伝はしておらず、ノー『ますかけ』です」
Q. ほかにも、「娘さんが天下を取るかもしれない」と驚いたエピソードがあれば教えてください。
「就寝時、まるで側近のようにお気に入りの人形を整列させないと寝られないところ……ですかね(笑)」
Q. 娘さんはどのような性格ですか? また、どんな大人に育ってほしいですか?
「普段から愛嬌まみれの5歳児なので、このままぶれずに愛嬌満点で育ってほしいです。が! この能力を武器に小悪魔系になる要素も備えているので、注意が必要と考えております」
ママを思う娘の行動に、たくさんの人がほっこりしたようです。
(Hint-Pot編集部)