夏野菜の代表格・トマトは、通年で市場に出回っていますが、露地栽培のものは6～8月が旬です。何もつけずにそのまま生で食べてもおいしいですが、熱を通して食べるのもまた美味。JA全農広報部の公式ツイッターアカウント（@zennoh_food）では、トマトを使った温かい一品が紹介され注目を集めています。

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トマトを加熱すると旨味や甘みもアップ

　みずみずしく、ほど良い酸味と甘みがおいしいトマト。酸味の主成分であるクエン酸には、疲労回復や食欲を増進させる効果が期待でき、これからの暑い時期は食卓に取り入れたい食材です。

　トマトの栄養をたくさんとるために、生食だけでなくさまざまな調理で活用したいところ。とくに、トマトの栄養成分であるリコピンは脂溶性であるため、油を使うことで吸収率が高まるといわれています。

　また、加熱することで旨味や甘みもアップ！　JA全農広報部の公式ツイッターアカウントでは、トマトを入れたすき焼きが紹介されています。ツイッター担当者によると、「ひとくち食べたら牛肉の旨味をまとうトマトも、優しいトマト風味に包まれた牛肉も最高」だそうです。

【作り方】
1. フライパンを火にかけ、牛脂を溶かしてタマネギと牛肉を少し焼く
2. くし形に切ったトマトを加える
3. わりしたを入れて煮たら完成

　お好みで、しらたきなどの具材を加えてもいいでしょう。また、仕上げには千切りの大葉が添えられています。鮮やかな緑が彩り良く、さわやかな香りでよりさっぱりと食べられそうです。

　投稿は反響を呼び、1.4万件もの“いいね”が。リプライ（返信）には「いいですね！」「食べてみたい」「トマトのすき焼きをしたら、普通のすき焼きじゃちょっと物足りなくなるくらい私は大好きです！」などの声が寄せられています。

　物価高騰の折、野菜の値段も上がっている傾向があるものの、農林水産省が発表する「野菜の生育状況及び価格見通し（2023年5月）」によると、トマトの価格は平年並みで推移する見込みだそう。新鮮でおいしいトマトをたっぷり入れて、牛肉の旨味と一緒に栄養もしっかりととりたいですね。

（Hint-Pot編集部）