まるで人間と同じように行動する動物たちの様子が、SNSなどで話題になることがあります。米フロリダ州では、常連客のようにドライブスルーを“利用”してドーナツを受け取るアライグマが撮影されました。迷うことなくカウンターへ向かう、こなれた様子が話題になっています。

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フロリダ州のドーナツ店でドライブスルーを器用に使うアライグマ

　動画を投稿したのは、TikTokユーザーのサマンサ・ジェーン・グプティルさん。フロリダ州にあるドーナツ店のドライブスルーで順番待ちをしていたところ、衝撃の光景を目の当たりにしました。

　サマンサさんが乗車する車の目の前に突然、1匹のアライグマが現れます。サマンサさんの乗った車がゆっくりと前進するなか、アライグマは悠々と車の前を横切ってドライブスルーの受け取りカウンターへ。この様子を見たサマンサさんは、「いったいどうしたの？　ドーナツが欲しいの？」と興味津々な様子です。

　そして、カウンターの前に着いたアライグマは、窓際でじっと何かを待っています。店内のスタッフは、アライグマの存在を確認すると、何やら作業を始めました。「何をしているんだろう？　ドーナツでもあげるつもりなのかな？」とサマンサさんは不思議がります。

　お行儀良く待ち続けるアライグマ。すると、スタッフは準備ができたのか、ドライブスルーの窓を開けてドーナツを差し出しました。アライグマは後ろ足で立ち上がり、おいしそうなドーナツを前足で器用に受け取ります。そして、口にくわえ直すと、四つん這いになって来た道を戻っていきました。その様子を撮影していたサマンサさんは、興奮気味に「オーマイゴッド！」と繰り返しています。

　この動画には420万件以上の“いいね”が集まり、大反響。コメント欄には「アライグマとスタッフにとってこれが毎日のことでないわけがない。あまりにもカジュアルすぎる」「明らかに初めてではないよね」「アライグマはきっとこの魔法の窓のことを仲間たちに話すだろうね」「これは私の人生で見た中で最高の出来事かもしれない。あの従業員は昇級に値するよ!!!!」などの声が寄せられています。

※野生動物の安易な餌付けは生態系に影響を与えるおそれがあるので、与えないようにしましょう。

（Hint-Pot編集部）