「赤ちゃんは泣くのが仕事」といいますが、人間だけではなくいぬにも通ずるところがあるようです。今回ご紹介するのは、生後1か月に満たないわんちゃんが遠吠えをしている姿を収めた動画。心細そうに鳴く声を聞き付けると、母いぬがすぐにやってきました。微笑ましい母子の様子に、ツイッター上では悶絶する声が続出しています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

　◇　◇　◇

小さな体で「キャオーン」と遠吠えする大福くん

　両手のひらに収まりそうなほど小さな体ですが、吠えている姿は大人顔負け。ふわふわの真っ白な毛が愛らしい豆柴の「大福」くんは、もうすぐ生後1か月を迎える男の子です。

　ブリーダーとして、これまで何匹もの子いぬを取り上げ、育ててきた飼い主さん。この日、初めての経験をしました。

　なんと、ケージの中にいた大福くんが遠吠えをし始めたのです。もちろん声はまだまだか細く高いですが、上を向いて誇らしげに声を上げる姿は成犬と同じ。「キャオーン、オーン」と大福くんが懸命に何度も鳴いていると、すぐに後ろから母いぬの「ぷーたん」ちゃんが駆け付けました。

　飼い主さんはこのとき撮影していた動画に、「赤ちゃんも遠吠えするんだね　すぐにお母さん登場しました」とのメッセージを添えてツイッターで公開。すると、9000件超もの“いいね”を集めました。

　リプライ（返信）には「ちびっ子の遠吠えかわいすぎ」「微笑ましいですね」「吠えるぬいぐるみさん」「口がかわいすぎる」などの声が寄せられ、多くの人がメロメロになっています。

おばあちゃん、お母さん、姉とともに暮らす3匹の赤ちゃんたち

　大福くんは現在、お母さんのぷーたんちゃんのほかに、おばあちゃんにあたる4歳の「るびん」ちゃん、姉で1歳の「茶々」ちゃん、そして一緒に生まれた「白玉」ちゃんと「ぷーこ」ちゃんに囲まれて暮らしています。

　そのため、遠吠えの仕方など、日々さまざまなことを周囲から学んでいるようです。

　大福くんたちは、ぷーたんちゃんや飼い主さん家族からたくさんの愛情を受けながら、すくすく成長中！　これからもみんなの成長ぶりがとても楽しみですね。

○取材協力：るびん　ぷーたん　茶々姫（@serendipity_204）さん

（Hint-Pot編集部）