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カラッと晴れずに洗濯物が乾きにくい 5つの室内干しをおさらい
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カラッと晴れず、洗濯物が乾きにくい日が続きます。室内干しでできるだけ早く乾かすためのコツを、非常勤の家庭科教員として衣食住に関する暮らしの知恵を教える池田由美さんが解説します。タオル類など、風通し良く干すことがポイントのようです。
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早く乾かすには「表面積」「湿気」「風」がポイント
雨や曇天続きで、洗濯物を部屋干しすることが多いと思います。室内で洗濯物を早く乾かすために、主なポイントとなるのは「表面積」「湿気」「風」です。
○表面積を広く干す
厚手の素材、襟や袖、ポケットなどの生地が重なっている部分は乾きにくいです。「表面積」を広げて干すと、風が通りやすくなります。例えば、襟を立てる、パンツは筒状にして干すなどです。
○湿気
室内干しの場合、可能なら除湿器やエアコンの除湿機能などを活用しましょう。洗濯物の水分を含んだ湿った空気を、飛ばすようにします。
○風
扇風機を使って風を送ると早く乾きます。干した洗濯物の下の方に水分が溜まりやすいので、そのエリアに向かって扇風機で風を送ります。
上記のポイントを生かして室内干しで活用できる「干し方」5つのコツをおさらいしましょう。まずはアーチ干しから。
1、アーチ干し
角ハンガーの外側から内側に向かって、より短いアイテムを干していくものです。例えば、両端にはタオルなど長いものを吊るし、内には靴下など短いものを吊るします。こうすることで、衣類下にアーチ型のスムーズな空気の通り道ができます。扇風機で下から風を当てると、より早く乾きます。