新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが5類に移行したことに伴い、東京都は6月15日、定点把握による感染者数と専門家によるモニタリング分析を公表しました。東京都感染者週報及び6月15日公表のモニタリング分析よると、6月5日から6月11日（第23週）の新型コロナウイルス感染者報告数は合計で2486人。定点医療機関あたり患者報告数（定点医療機関からの患者報告数÷定点医療機関数）は5.99人となっています。

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最多は10代の597人

　都内419の定点医療機関のうち、報告をしたのは415か所。感染者数の合計は2486人、定点医療機関あたり患者報告数は5.99人でした。患者数の合計は前週（5月29日～6月4日）に比べ279人増加。5.29人だった患者報告数は約1.1倍となっています。また、入院患者数は6月12日時点で1032人と、6月5日時点で983人だった前週から49人増加しました。

　年代別では10代が最多の597人、次いで40代の354人、50代の327人と続いています。重症化しやすいとされる60歳以上の定点医療機関あたりの患者報告数は0.86人でした。

（Hint-Pot編集部）